「標的の島・風かたか」三上智恵監督・新作




沖縄をテーマにした作品を撮り続ける、映画監督でジャーナリストの三上智恵が

『標的の村』『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』に続けて放つドキュメンタリー。

辺野古の新基地建設、高江のヘリパッド建設、
宮古島、石垣島のミサイル基地建設と自衛隊配備に反対する人々の戦いを追う。
プロデューサーは、『FAKE』『いしぶみ』などの橋本佳子。
ニュースや新聞だけでは伝わらない現実を突き付けられる。

あらすじ

2016年6月19日、沖縄県那覇市。
アメリカ軍関係者の男による暴行殺人の被害者を追悼する県民大会が開催され、
稲嶺進名護市長と集結した市民は事件への怒りの声を上げるとともに、
沖縄からの全基地撤去に対する思いを改めて強くする。
だが、自衛隊地対艦ミサイル部隊配備に向けた基地の建設が宮古島で計画され、
高江ではアメリカ軍ヘリの訓練場やゲリラ訓練場に加えて、ヘリパッドの建設が進められている。
これらの計画は、沖縄だけの問題ではなく……。

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どこまでもどこまでも、沖縄を犠牲にして終る事がない。
むしろ、「標的の村」を撮られた時より、機動隊を1000人も投入して来る。
その標的は沖縄だけではない。宮古島、石垣、ミサイル基地建設と自衛隊配備が、
進行している。「風かたか」は「防波堤」の意味だ。
映画の冒頭で、昨年の夏、米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、
稲嶺進名護市長が「われわらは、また命を救う風かたかになれなかった」と発言する。
沖縄の伝統文化とその中で長年に伝えられて来た誇り、反骨精神。
辺野古のゲート前で、三線の日、踊りと三線の音色、そんな中でも、踊り手の人までも、
無理やりに引っ張り出す機動隊。
日本という国はどこへ向かっていくのだろう。
これからの子供達はどうなっていくのだろう。
沖縄だけではない。涙が止まらなかった。
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大阪十三、第七劇場で上映中。

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