去年から気になっていて、見のがした映画だ。やっと DVDを借りて観れた。
こんなにも面白い日本映画を久々に観た。映画館で観れなかったのが悔やまれる。
東京に出て5年になる女、何をしても、どんづまりで「仕方ないっす!」で、すべて
あきらめている。映画の80パーセントは、そんな風でだらだらで進んでいく。観ている者を
苛々させてくるが知らない間に、そのイライラ感にはめられているのだ。人生妥協で、皆
どうせ中途半端な人間ばかりと生きていた女。父親が倒れ、田舎に帰るが、ここにも
どうしょうもない潰れそうな、しじみ工場がある。周りの人間も皆どうしょうも無い人たち。
それを、もう、とことんのひらきなおりから立て直そうとするのだ。
主人公を演じた<満島ひかり>が最高です。こんな女優は珍しいのでは?なんとも言えない存在感!
この人意外にこの役は無いのではないかと思われた。後は余り知らない役者なんだけど、皆、
面白く良い味出していた。会社再生の歌がたまらない!
木村水産の社歌
上がる 上がる 消費税 金持ちの友達一人もいない
来るなら来てみろ大不況 その時や 政府を倒すまで
倒せ倒せ 政府
シジミのパック詰め シジミのパック詰め
川の底から こんにちわ
ぜひ聞いて見て下さい。元気が出ます。 映画もぜひぜひ 最高!!!
石井裕也監督の作品と満島ひかりを見つづけたい。二人は去年結婚してます。
こんな 作品撮ったら、結婚するやろ!納得!してしまった。