不登校ゼロを目標とした学校作りを目指す大阪市立南住吉大空小学校
(現・大阪市立大空小学校)を取材し、
第68回文化庁芸術祭大賞などを受賞したドキュメンタリー。
ごく普通の公立小学校でありながら特別支援教育の必要な児童も同じ教室で学び、
互いの違いを理解し尊重し合う子供たちを育てる同校を追う。転校生が教師と同級生、
そして地域に見守られ成長していく姿に、公教育のあり方を考えさせられる。
あらすじ
大阪市立南住吉大空小学校(現・大阪市立大空小学校)では、発達障害を抱えた子供や、
自分の気持ちのコントロールが得意ではない子供など、特別支援教育の必要な児童も
同じ教室で学んでいる。
開校以来6年間、児童と教職員以外にも、保護者や地域の住民たちも一丸となって不登校ゼロ、
子供全員に居場所が存在する学校作りを目指してきた同校の様子を活写する。
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私自身は前に観ていたのだが、この日は別の映画の後、次の映画が立ち見ということだった。
それがこの「みんなの学校」なんだ。先生らしき人が、生徒を引率されて来られていたりした。
こうした光景を目にするのは、最近では珍しいことだった。
映画館は小さな所だが、「立ち見です」とスタッフの方が言われているのを聞いてうれしくなった。
特別支援教育を必要とされている生徒と普通の公立小学校で学ぶ子ども達と、いろんな問題に、
ぶつかる先生の葛藤などを、ドキュメンタリーで追って行く。
それと地域の繋がりが、どれだけ大事かが伝わる映画だ。
昔、私などが子育てをしていた頃、夜遅くまで児童会の問題や、支援学級の子どもの問題などで、
先生たちと地域とで熱心に話し合った事を思い起こされる。
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