「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」

インターネットの質問サイトで反響を巻き起こし、コミックエッセイにもなった伝説的投稿を基にしたコメディードラマ。
平凡なサラリーマンの夫と、死んだふりをして彼を迎える妻の日常をつづる。
メガホンを取るのは、『幕末高校生』『神様はバリにいる』などの李闘士男。
『図書館戦争』シリーズなどの榮倉奈々、『俳優 亀岡拓次』などの安田顕らが顔をそろえる。
変わり者である妻と冷静な夫が繰り広げるユーモラスなやりとり、
そこからにじみ出る二人の愛の深さに心が温まる。

あらすじ

家に帰ってきたサラリーマンのじゅん(安田顕)は、
玄関で血を出して倒れている妻ちえ(榮倉奈々)の姿を目にして驚く。
だが、血はケチャップで彼女は死んだふりをしているだけだった。
驚く夫を見てほくそ笑むちえ。それを境に彼女は、ワニに食われたり、
銃で撃たれたり、頭に矢が突き刺さったりと、
さまざまなシチュエーションで死んだふりをするように。
あきれるじゅんだったが、理由も言わずに奇怪な行動を続けるちえに対して不安を覚える。
やがて、それらが彼女の発する何かのサインではないかと考えるが……。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
気分転換にと出かけた映画。
こういう時は余り重くない映画を観る事が大切かもと。
元々、俳優、安田顕さんが好きなので観る気ではあったのだが、
十分に面白い映画だった。ネットでのコミックとはしらないで、
死んだふりをする事が予告編で面白く興味を引いた。
今だから、色んなグッズを安く手に入れられる現実も面白い。
その工夫をしている妻の心理と疲れ切りながら付きあう夫の関係が、
徐々に明らかになるとほのぼのとして来る。

今も昔も変わらないのは、恋愛中と結婚をしてしまうと、
現実は余り会話が無くなる。本当に一日の内どれだけ夫婦の会話は、
一生の間、死ぬまでに数で数えると少ないかと思える。
付き合っている間は相手の気持ちを考えていろいろな事への気遣いをする。
それが結婚したとたん、無くなって行くのは、どんな時代になっても変わらない気がする。
若い時とか子育て中にしっかり話し合っていないと老後はもっと悲惨であると、
実感して観てしまった。
そういう意味でもそれぞれが考える映画でもあると思えた。
安田さんのあの自然体がやはり好きだわ!。
~~~~~~~~~~~~~~~~~^

にほんブログ村 その他日記ブログ つれづれへ *ポチ戴くと励みになります

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA