『ALWAYS』シリーズなどの監督・山崎貴が映画化した戦争ドラマ。
祖父の歴史を調べる孫の視点から、“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、
現代と過去を交錯させながらつづっていく。
主人公の特攻隊員役に、『天地明察』『図書館戦争』などの岡田准一。
現代に生きる孫に三浦春馬がふんするほか、井上真央や夏八木勲など
若手からベテランまで多彩な俳優が共演する。
生と死を描く奥深い物語はもちろん、サザンオールスターズによる心にしみる主題歌にも注目。
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今年始めての映画。
原作を読んでいないのでなんともいえないのだが、
零戦の、戦いのシーンが多かったのが、気にはなった。
戦争がもたらす大きな犠牲と悲劇は必ずある事、それは大半はあるのだが、
戦闘シーンだけを、若い人が観た時、かっこいい!と感じたらとんでもないと、
思ってしまったのも、正直にあった。
過去にさかのぼって、孫がおじいさんの真実を知る人物から聞く話は、
本当に戦争はあってはならないと、真に心に訴えて来る。
おりしも、安倍総理が靖国参拝で世界的にもいろいろと取り沙汰されている、
この右傾化されつつある日本を、意識せざるを、得ない。
ぜひ若い人たちに、観て欲しいと思った。
枚方出身の岡田君が、良い役者になり、貫禄が出ていると、拍手を送りたい気持ちだった。
<枚方住人のひいき>