いわき市の友人が、連絡をして来た。 お父さんとの動きに変化が出たのか?と。
しかし、全く違う現実を聞かされた。広島に奥さんを行かせ、すぐ、受け入れ住宅の手続きに行くと、
原発からの距離が、<20キロを出ている所、円を描いてその中に入らないと言う理由で受け入れを拒否。>
何と言う事なんだろう。5キロや10キロなんて、すぐに変わる状況ではないのか!マラソンで走ると5キロ
なんて、目に見えている距離ではないか?実際には、もっと大きな範囲ではないかと思われるのに。
飲み水もままならないのに!!!どうして??
車に日常の物を最低限持って、ガソリンの心配をしつつ着いたら、そんな現実を突きつけられた。
こちらでは、まさか、と思ってしまう。メデイアでの、行政の受け入れが各地域で始まったとあれば、
すぐにでも、受け入れられると思ってしまう。 また、隣人は宮城のご両親を大阪への希望申し込みに、
こちらに来てください。と言われたと。どうしてそんなことが言えるのか?大阪に来て、ダメと言われたら、
どうするのか?橋本知事など、なんでもする的に<ええかっこ>しているけど、実際の現場では、
やっぱり、<お役所仕事をしている>としか、思いようがない。選挙の時の売り込みか!!!
東京で、飲み水がだめのニュ-スが、流れたとたんに、この関西地域からも、水がなくなったが、
「道路が東京から関西方面に向かうので、渋滞になっている。女房が一日違いで広島に向かって
いたら、大変だった。とりあえず、広島でアパートをさがす。それで、移動を考えているが、行くルートも
選ばないとだめだ。高速でないと、車のナンバーが<いわき>だと、ここに止めてくれるな!と言う差別も
始まっている。」 「えっ!」「そうなんだよ、こうした事は、すぐ差別になるのだよ」と。
その事は、<平井憲夫さん>も言っていたが、いまの状況でと!何故?と思う。
日本人は、やさしい。いっぱいの動きが始まっている。でも、これらの事も現実なんだと教えられた。
「二日前まで綺麗な野菜が、水を与えないと、野菜ではなく、物になって行く。何十キロのトマトが、
腐るのをみているよ。」と。 離れていて、想像しているのと、実際を生で聞くのと大きな差を感じた。
また、関西から水がなくなっているのが、ぎゃくに、彼には理解出来ていなかった。
朝から、怒りで血圧が上がってしまう。。。