西原理恵子さんの、元旦那の原作映画が、今年の始めて観る映画となる。
<西原理恵子の元旦那 鴨志田穣氏>との紹介が多いので、気の毒な気もする。
鴨志田氏と西原さんの壮絶なる生活ぶりは有名だが、氏の本が有名になったのは、
やはり元嫁のちからかと思ってしまうのも、悪いな・・・・。
アルコール依存症で入院をするが、病棟で他の人、一人一人が、抱えている心の奥の病。
自分で病の原因をさぐっていくのだが、そこの所の人間関係がよく表現されていた。
浅野忠信と永作博美が良い。浅野さんはボロボロの役でも男の色気があるなあ~。かなんな~。
漫画は余り読まないが西原さん原作の映画はほとんど観ている。
特に昨年は 「パーマネント野ばら」が良かった。原作を上手く映画にしていると思う。
役者が皆 光っていた。誰もが主役を喰ってしまうのって、なかなかない。主役の菅野美穂は
もちろん良かったよ、影の部分を出す菅野美穂は最近魅力的です。普段はとても天然な感じなのに。
スマップの五郎ちゃんと付き合っていたのは 変ですが。ほっといて!っていわれるわな!
毎回、必ず西原さんも役者で登場するが、どこに出ているか、見つけるのも楽しみである。
まるでヒッチコックのようであるが。「パーマネント野ばら」の時は笑えた、雑誌に写っているすべての
パンチパーマが西原さんなのだ。
「ぼくんち」「いけちゃんとぼく」「女の子ものがたり」と ここ2,3年の映画化。凄まじく生きている人だ。
今「毎日かあさん」も公開された。明日にでも 観にいくつもり。映画は私の調味料!