中手聖一さんの話(2)

中手さんの話・

今 フクシマのことがあってから、 「チェルノブイリに学ぼう」と言われてきています。

しかし、今までは文献がすくなかったのです。 ロシア語というのもあり、訳されていないのです。

25年経った今も、まだ、放射能をだしているのです。あの時も、3年間ぐらい、人は住んでいたのです。

事故から3年間もひた隠しにされていたのです。 ウクライナではいつからか分からないが、2年位経った頃

子供達の、半分以上が、 何らかの病気になったのです。 子供たちの体が<ガーガーカウンター>になったのです。

<癌>やあらゆる病気が出てきたのです。とくに血液の病気が多く見られた。児童で見ると17年後がとても多い

数値になっています。 映画「チェルノブイリ・ハート」では、先天性障害で産まれる人がおおいのです。

福島の中でも10月~12月に出産が始まるので、心配されています。早産や流産が増えているのです。

因果関係は必ず 事故の被害とはいえないのだが・・・・。これは分からない。

今 変りつつあるのは、避難した人に 地域がすぐに帰って来いと言っていたのが、今はほとんどありません。
 
避難も仕方がないという方向に変りつつあるのです。

これからは、行政の後押しが必要になって来ます。 いやおうなしに 避難政策を作らなければならなくなるでしょう。

私達は 政府に一日も早く 避難区域の設定を提案している。 国が設定するのか、集団疎開か、

選択的疎開か、 数十万規模の受け入れが必要になって来ます。 

広島は被爆した県として、積極的に受け入れのための相談をしています。就職の問題も大きい。

  次に 瓦礫の問題です。岡山の11市町村は白紙にしました。 この枚方でも、拒否してください。

事故を起こした福島のところで、ほかに拡散しないのは、<福島の義務だ>と、思っています。

全国に拡散するのはだめです。事故前に戻すのが、基本です。

これから、子供達だけでも、しばらくの間 里親にあずけることや、ホームステイを冬休みにしてもらうとか

いろんな、手助けをして欲しいことがあります。こうした事に 拡散して力をかしてください。

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メモからのもので、纏まりがないが、思い出して印象が強い部分でした。

がれきの問題や、子供の給食の問題が身近に迫っています。

それぞれの地域での意識を高めないと子供達が、犠牲になると、強く感じました。

本当に良い講演でした。

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