朗読劇団「言葉座」 第12回公演へ・・。

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ここ数年、言葉座の公演には出かけている。
今回は枚方ゆかりの作家たちがテーマにされている。
枚方にゆかりのある作家さんがこんなにも居られた事に、驚いた。

中でも野坂昭如さんの関係が不思議であった。
鎌倉に生まれ、早稲田大学国文科中退。焼跡闇派を自在。
作家の他、歌手、作詞家、タレント、政治家など小説での
代表作・「アメリカひじき・火垂るの墓」(直木賞)。
枚方の繋は・大阪市立中学校(現大阪市立高校)に在学。

野上丹治・洋子・房雄 著「つづり方兄妹」
清水貴美子著「ほらふきなまず」
鶴島緋沙子著「ざくろの実」
三輪チサ著 「朝食」

野坂 昭如著 「青いオウムと痩せた男の子の話」
小林つゆの著 「らかんさんがそろった」
志田静江著  「ガラスの破片」
吉村康著   「父の列車」

いろんな作家さんの作品の朗読・それぞれの想いで構成されている。
演出は難しいだろうと思われる。
作品の一部を朗読するのだし、読み手の個性を余りださずに、
ことばを聞き手に渡す。芝居よりも難しいと感じる。
ただ、簡単な事としては、読み手の衣裳は考えた方が良いのではと、
思ったのだ。自分を出すぎると「言葉座」持つ全体の雰囲気さえも、
潰してしまうと言うのをもっと全体で話されたらと感じた。
これは前回も大変 大きな事として、思った事であったのだ。
関係者の友人とは話していたのだが難しい事だったのかと。
すばらしい集団だからこそ、大事にして欲しいと・・・。
最後の吉村さんも知っている方だったし、これは心に浸みこんで来て、
いつまでも残る話だった。

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