時々、こんな立派な花を頂くのが凄く贅沢な気分にさせてくれる。
そうしたときは、自作のこの花器が活躍してくれる。
眺めては春も直ぐだと嬉しさが沸き上がって来る。
陶芸を始めてもう20年位になる。メンバーも余り変わらず気兼ねが無い。
それで話に夢中になり過ぎる事も多々あり、先生から「口を動かさずに、
手を動かしてください!」と注意を受ける。皆子供か!なんて思ったりして、
反省するばかり!本当に作品は正直でそんな集中力が無いときっちり作品に出る。
本日も最近ので、駄目だ~のが何点か出ていて見るのも嫌になり苔でも
入れてみるかとベランダになんとなく鎮座している始末。捨てないで居て反省の
材料にして置くことにした。手は正直で若い頃のが熟練してないのに綺麗な出来栄えで、
手に年齢がはっきりと出て来るのだと実感するこの頃だ。この花器を作った頃は、
まだまだ作品に向かう気持ちが強かった気がする。