「鴨川ホルモー」などで知られる人気作家・万城目学の直木賞候補にもなった小説を、
『HERO』の鈴木雅之監督が映画化した歴史ミステリー。
会計検査院による査察をきっかけに、約400年もの守られてきた秘密が発覚し、
大阪中を巻き込む大騒動に発展していくさまを描く。物語の要となる3人の調査官を、
堤真一、綾瀬はるか、岡田将生が好演。歴史に裏打ちされた緻密(ちみつ)な構成と、
個性豊かな登場人物たちが織り成す奇想天外な万城目ワールドに魅了される。」
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と。紹介されていたが、万城目作品の鴨川ホルモーなど面白かったので、とても期待していた。
まずの驚きはファーストシーンで、人が居なくなった新世界あたりを走る「綾瀬はるか」が映し出される。
道頓堀のいわゆるひっかけ橋も走っている、が、薄いTシャツの綾瀬の胸が、ゆさゆさとゆれている。
おばあちゃんになっている私でも気になるのだから、若い男はどうなんだ?
綾瀬フアンだと、たまらないだろう?そのシーンばかりが気になるはず。舞台衣装をしていた私でも
衣装からすると、そこは、注意点だが・・・。もし気が付いていたとすると、狙いだとすると監督の趣味だろう。
それも、最後にも出てくる。気になり方はハンパではない。一緒に言った友人も開口一番、その話題だった。
二人とも、とても期待していた映画だったのだで、鴨川ホルモーほどの面白さもなく、宣伝が多かった割には
どきどき度もわくわく度もなく、ハッキリいえばがっかりだった。
岡田将生の役どころもはっきりしないし、大阪国の意志も伝わりにくいし、開かずの扉を行くと・・・の
一番の見せ場も、えッて感じで・・・。原作は読んでいないが、期待が大き過ぎたのかもしれない。
大阪の人間は、もっと、きっちり大阪弁を使って欲しかったのも大きな要因ですかな?
世の男たちよ!「胸ゆれる・・・綾瀬はるか」だけ観にいくんじゃーねえぞーー。よけい、行くか!ハハハ・・。