「深夜食堂」

深夜食堂

安倍夜郎の人気コミックを基にしたテレビドラマの劇場版。

繁華街の一角にあるこぢんまりとした食堂を舞台に、

その店主と客たちが織り成す人間模様が展開する。

監督はテレビドラマ版も手掛けている『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』などの松岡錠司。

食堂のマスターにふんする『秘密』などの小林薫を筆頭にオリジナルキャストが集結、

高岡早紀、多部未華子、田中裕子ら実力派が新たに加わる。

人情味にあふれた物語はもちろん、おいしそうな料理の数々にも目を奪われる。




あらすじ

ネオンの光がまばゆい繁華街。その路地裏でマスター(小林薫)が営む小さな食堂「めしや」に、

誰かが骨つぼを置き忘れていく。

さまざまな憶測が飛び交う中、新しいパトロンを探している最中に

隣り合わせになった年下の男に惹(ひ)かれるたまこ、

毎晩のように店に現れては常連客のあけみに会いたいと騒ぐ謙三、

無銭飲食したのが縁となって住み込みで働くことになったみちるなど、

クセありワケありの者たちがマスターの作る素朴な料理に

舌鼓を打ちながら涙と笑いに満ちたドラマを繰り広げていく。

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テレビドラマでは、録画をし、毎回楽しみにしていた。

テレビの世界とそんなには変っていないがやはり大きな画面で観ると

路地裏や、店の裏のごちゃごちゃしているのやら、町のザワツキ、

坂道を越えての古い八百屋に仕入れに行く姿など、

日常の人間味があふれ出ていて楽しめた。

登場人物も有名な俳優も、そんなに名前を知られていない俳優も、

そこの町に長く住みついていたりで、しっくりと馴染んでいた。

全てに無理がなく日常とそれぞれの話に引き込まれ、考えさせられた。

皆良い味を出せれていたキャスティングが、素晴らしかった。

最近、俳優が気の毒になるぐらい観る側が、もうその先はどう演じるかが

分かってしまう演出が多いが・・・。

こんなにも無理なく自然体で、気持ちの良いのは久しぶりに出会った感じがした。

「深夜食堂」の店の裏から、私も中の光景を見ていた様な気分にさせてもらえた。

もっといろんな映画館で上映しても良いのと思った。

オダギリジョウさんが今までにあまりない役をやっているのが面白い。

さすがの田中裕子さんも・・・。皆素敵でした。

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