法事があった。 叔母の7回忌と、別の叔母の13回忌だった。 もう、そんなになるのかと
思ってしまう。親戚も、そんなに集まる機会もないので、こうした法事ぐらいになってしまった。
今日のおつとめは長いおつとめをしていただいた。聞いているといろんな想いに引き込まれた。
その後の法話が好きだ。昔はそんなに入ってこなかった話も、年のせいかすんなりと腑に落ちる。
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「法事がなぜあるのか、ご存知でしようか?
こうした法事で、ご親戚の方々と会われるのも、大事な事です。亡くなられた方を皆さんで、
思い出していただくのもあります。皆さんが今、ここに居られる。それまでの10代目ぐらい前に
さかのぼると、どれくらいの人数になるか、知っていますか?1024人なんです。それだけの人が、
ご先祖にいて、みなさんがいるのです。ですから、その1024人の方々にも、感謝をしていただく、
法事でもあります。女の方、男の方このどちらかが、かけてもいけないのです。
<おんな 辺>の字がどれくらいあるか、知っていますか?<女 辺>は沢山あります。
まず、<おんな 辺>に良いと、書いて娘ですね。皆さん、娘時代が一番良い時代と言う事になります。
どんなに、年をとっても、お母さんからすると、これが娘ですといって貰えますね。
次におんな辺に家で嫁です、家に嫁ぐのですね。そして母になるのですが、母と言う字は、女の字を
長く伸ばしたとも言われています。また、母の字を横にすると、おっぱいのようだとも言われています。
次に、おんな辺に古いで姑になります。
そして、波の下に女で、婆さんになります。婆は荒波を越えて来たからともいわれています。
でも<おとこ 辺>は少ないのです。田の下に力と書いて、男になります。仕事を力強くすることですね。
余り男に、表すのがないのですが、いさましくは、仕事を頑張って欲しいからでしょうね。勇ましくですね。
今は、女性にそれもとられそうですが。(笑い)」と、今だからか、考え深げな話だった。