この連休はゆっくりしょうと思っていたのだが、次々と予定が入り、日常より忙しくしている。
よく、身体が持っていると思うが、さすが、自宅に帰ると、バタンとばく睡している。
4月3日は 法然院のお茶会とエネルギーについての、対話に出た。
お茶会をしてくださったのはいつも、いろいろ、発信をいただくM氏。
M氏のこどもの日の話も、良いお話が届いた。この取り組みは夜のニュースでも流れていた。
子供たちの笑顔が本当に良かった。
緑が美しい、法然院。
梶田ご住職の呼び掛けで、5/1~5/7まで毎日、多彩なイベントが続きます。
呼び掛けはこんな風です。
「(略)また、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。計画停電や放射能汚染により、
直接被災されていない皆様も御不自由な生活と存じます。京都から出来ることは限られておりま
すが、復興への道程が長く続くことになりそうですから、時機に応じて被災者支援に取り組んで
ゆきたく存じております。佛教における『悲願に生きる』とは、一切衆生の成佛を願い、全ての
生きとし生けるものに対する慈しみと悲しみの想いを表す菩薩行を実践することにあると存じま
す。(略)ご参加をお待ち申し上げております。合掌」
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そして今日は5/5。子供の日に子供たちを招いて茶会をするなんて初めての事でした。美しい竹
林の中で夢のやうな時間を過ごしました。
精華大学の学生を中心に下グループが、福島・宮城の子供をゴールデンウィークの間受け入れ、
のびのび過ごしてもらふと云ふワークキャンプのメニューにと声が掛かりました。
子供たちがオチャなんて喜んでくれるやろか?、大学近くの野外って?、ないないづくしで何が
出来るんやろ?と、???ばかりで下見に向かふと、よく手入れされた見事な竹林に案内されま
した。
この時期、勢いの良い青竹が美しく、立派な筍がそこここに顔を出してゐます。私は野外でのお
茶は、まずしないのですが、この竹林には心を動かされてしまひました。
と云っても、学生さんが用意してくれた3枚の畳の上にカセットコンロを置いてヤカンを乗せた
だけのお席です。回りを囲む青竹に、鯉幟を描いた丈の長い軸と、椿を入れたかごの花入れを掛
けました。5年前の5月の茶会に一度だけ使ったこの軸は、まるでこの時の為にあったかのやうに
ぴったりと青竹に添ひました。
やがて元気な元気な子供たちがやって来ました。2人の男の子と6人の女の子。きちんと正座し、
柏餅を食べ、お茶を美味しく飲んでくれました。みんながお代りをしてくれました。一口飲んで
苦手さうな顔をしてゐた子も結局お代りしてくれました。何服も飲んでくれる子もゐました。何
人かは、自分で点ててスタッフにふるまひました。畳から出ると、走り回って転げまわって絶へ
る事なく遊びます。そしてまた戻ってきてお茶を飲んでくれます。
「子供の日」を絵に描いたらこんなかな?とさへ思へる景色でしたよ。
子供はこんな風に元気に走りまわって、転げまわって、自分達でどんどん遊びを創って楽しみ、
叫び、笑ふ。子供はのびのび。子供はのびのび。
お茶だって屈託なくのびのび受け入れてくれる。すごいモノです。
(マスクをしたまま、走り回ることもさせてもらへない健康な子供たちの不幸をあらためて思ひ
ます)
彼らの何人かは、友達と別れ既に京都に移住してゐる。何人かは、明日被災地に戻る。
はじけるやうな子供たちを見てゐると、ほんたうに子供たちを守ってあげなければと思ふのです。
機会を与へて頂いた滝澤さんと、子供たちのためにほんたうに一生懸命だったワークキャンプの
スタッフの皆さんに、深く深く感謝します。
若い人達がすばやく動いてカタチにして行くのは素晴らしい事だと思ひます。そして子供たちの
笑顔を見れば、この取り組みがどれだけ大きな意義を持ち、実効性があったかはっきりと分かり
ます。
ほんたうにありがたう。
こんなに心に残る子供の日は初めての事です・
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