チェルノブイリ子どもたちの絵・写真展

明日までの展示で終わってしまうのだが、チェルノブイリ原発事故から25年・いまだに

広大な土地は汚染されたままで、600万人もの人が放射能汚染地で日々被爆しながら

暮らしている。被災した人々は甲状腺がんの増加などの、健康被害がみられている。

今、起こっている東北の現実と、これから日本はどうなるのかと、思い、でかけた。

長年、移住者の会の中心人物だった、ターニャさんが昨年長い間の闘病生活と

闘っておられたが亡くなられたと聞いた。絵の教師だった彼女の自画像が訴えていた。

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ターニさんからのメッセージ

「日本とべラルージ、私達遠い国どうしの人々をつなげているのは、1945年の広島・長崎の悲劇

1986年のチェルノブイリの悲劇を『二度と繰り返さないように』という共通の思いではないでしょうか。

私達はともに力を合わせて、前向きに、希望をもって、過去の世代から受け継いだこの地球を守って

ゆかなくてはならないと思います。私達の子どもが破滅に向かわないように。日本の皆様が私たちの

ように『強制移住』させられなくてもすみますように。

皆さんが健康な生活を続けられますように願っています。」

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もとはチェルノブイリから150キロもはなれたゴメリ州のべトカに住んでいました。

事故による高濃度の放射能汚染のために移住を余儀なくされた。その後『移住者の会」で中心になり

活躍。二年前脳腫瘍と診断され、手術、抗がん剤、そして放射能治療を受けながら、闘病中に描いた

自画像。その『歪んだ顔』の下には「チェルノブイリの痛み、悲しみ」「チェルノブイリの黒い運命」と

書き込まれている。美しい花も描かれている。

4月7日ーー4月12日 大阪市立総合生涯学習センター  ギャラリーA (大阪駅前第2ビル5階)

時間  10~19時 但し 12日10~15時です。

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