阪急電車

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始点から終点まで片道15分のローカル線、阪急今津線の電車内を舞台にした、有川浩の小説を映画化した群像ドラマ。

乗客たちの目を通して、偶然同じ車両に乗り合わせた人々の人生を映し出していく。

婚約中の恋人を後輩に奪われたOLと、恋人に振り回される女子大生を演じるのは、中谷美紀と戸田恵梨香。

そんな不幸な彼女たちにもたらされる奇跡と、ハートフルなストーリーに注目。

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はっきりと言って、映画でなくてもテレビドラマの方が、良かったのでは?と思われた。

最近日本映画は、若い監督や、女流監督などの活躍で沢山の作品が、撮られているが、

時々、映画でなくてもと思われるのも多い。ドラマでじっくり撮った方がいい場合もあると思う。

映画でなければ表されない広がりや、撮り方に観客は、魅了されるのだが。

電車のなかでの15分の中での出来事と繋がりなんだが、ごく、ごく日常的な内容なのに、

ナチュラルでなく、演技なども不自然で気持ちが悪かった。又、大阪人にしたら、納得行かない点も、

多々あった。大阪のおばちゃんを表わすのにどうして、あんなにガラが悪く品なく表わすのだろうか?。

いつも大阪のおばちゃんを出す所になると、この映画に限らずパターン化して、一面的だと何時も感じる。

そうした印象も強いかもしれないが、大阪生まれ、大阪育ちの私などは、許せないのだ。

余りに安易で単純すぎる、本当に大阪のおばちゃんがあんなに下品でもなく、センスが無いのでもない。

そんな表現が出来る人がいたら凄いと思うのだが。それこそ、工夫がいるのでは?

中谷美紀は、どうしても「嫌われ松子」とか「仁」とかの印象が強く、普通が出来ないと思えた。

全体を通して、誰も大阪弁がきっちり話せていないのは、{阪急電車」というタイトルでは、致命的だ。

かなりの辛口じゃよ。

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