今年初めの文化芸術に触れ始めは三味線のリサイタルからで、
余り一人の方だけの三味線リサイタルはなかなか経験出来ない。
とても新鮮な気持ちだった。
昨年の後半はいろいろと音楽や芝居やコンサート三昧であったので、
今年の始めも新鮮な気持ちで迎えられた経験だった。
京都では昔文楽をよく京都府主催で、行きなわれた文化芸術会館に観にいった。
その時も三味線と語りに魅せられていたのだが、一人の方の三味線を聴くのは始めてだった。
ご本人の言葉がチラシにあり、その言葉にも魅せられました。
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<枚方公演に向けて>
枚方の地に想いをおせると、古来から”いま”に至るまで
様々な新しい資源そして文化を運んで来ました。
その中において生まれる一種”淀み”のような、
真実のカケラを三弦に託して表現したいと考えました。
一部は大阪のどこか異国を感じさせる匂いと新しい潮流、
そして演者達が憧れるその土地に培われた独特の風合いをのせました。
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この言葉に惹かれて聴きに行く事にしたのです。
日本の伝統の端唄とか、新しい試みの演奏など驚かされた。
蜷川幸雄さんらとか高い評価を頂いている方に身近に接する機会を新年早々有難い事だった。
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昨年の暮れから「今観ておかないと聞いておかないと」と、
言う思いが深くあり私を動かせている。