早稲田大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した
朝井リョウのデビュー作を映画化した青春群像劇。
学校一の人気者である男子生徒・桐島が部活をやめたことから、
少しずつ校内の微妙な人間関係に波紋が広がっていくさまを描く。
学校生活に潜む不穏な空気感を巧みにあぶり出したのは、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督。
クラスでは目立たず地味な存在の主人公に神木隆之介がふんするほか、
『告白』の橋本愛、『SAYURI』の大後寿々花らが共演する。
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所謂、青春映画と言われるのを観るのは、どれくらい久々だろう。
じわじわとクチコミで広っている映画と聞いて気になり行ったが、
限られた繁華街でしかやっていなかった。
場所柄もあっただろうが、予測どうり若者の中にシニアが一人の私!
しかし、年齢なんか映画には関係ないのだよ、面白い物は面白い!
強がりではないが、むしろ、映画好きには、たまらない作品だった。
若者の方が笑ってないのとちゃうか!というぐらい私は笑っていたよ。
普通の青春映画と違うのが良いのだ。熱くなって叫んで完結するのではないから。
そんなに有名な俳優が居ないのも良い。そんな中、神木隆之介は上手い役者だと思った。
不思議な世界を出していた作品だと思った。その世界にいつか浸っていく。
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