法然院の「モリアオガエル」の鳴き声と卵


毎年、この時期に法然院を訪れる。
今年はあの見事な藤の花が終わっていたのが残念だった。
この連休に、法然院では彼岸会が行われる。
福島の震災からずっと、お茶会をされている「新居満太」さんの会に、
参加させてもらっている。福島へ送られる事にほんの少しだけの気持ちと、
まるで七夕のようにその時に出会う人達との再会も楽しみである。
今回は藤の花には出会えなかったが、庭の手入れをされている方から、
教えられて見つけた「モリアオガエル」の卵が大きく今にも池に落ちそうに、
ぶら下がっていた。始めて見る光景に命の繋がりを感じる。
でも、この中の卵から親になるのは僅かしかないらしい。
殆どがザリガニに食べられてしまうのだそうだ。
法然院ではそれも自然の摂理として、生きるものは生きるとして、
ザリガニをどうかされることはない。
ウオウオと低い鳴き声があちこちからしている。
去年も貴重な赤ガエルを写真に収められて、ラッキーであったが、
今年もこんな大きな命を見れてなんともほっとさせて貰えた。
コケなどの緑も今が一番美しい。

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