小山さんは、昔からの知り合いで、その後の講演も聞きに行きました。
先日、三上さんの話のときにも触れられていたのですが、
沖縄からベトナムへ向けて旅立った兵士達がどれだけいたか!
そして、知られていないが脱走兵も大勢居たのだという。
後で分かった話では他にも、口を閉ざしていたが脱走兵を
こんな風に映像に残っているのが本当に貴重なもの。
脱走米兵キャルをさがして
いまから47年前に京都市内で撮られた、白黒フィルム。
映っているのは当時19歳のアメリカ人青年で愛称は“キャル”。
米海軍のベトナム戦争要員として日本から戦場に送られるのに抗い、脱走。京都の民家にかくまわれていた。
当時この映像を撮った小山帥人(おさひと)さんは、長い沈黙を破り、今年1月“キャル”の映像を公開した。
そしてもう一度彼に会いたいと思い、毎日放送スタッフとともにアメリカへ旅立った。
そこで分かったのは、脱走兵“キャル”がその後辿った数奇な運命だった。