映画の上映会を手伝って貰った方の関係で昨年の4月に、
短歌の会に参加させて貰って一年が経ち、短歌集が出来た。
恥ずかしい限りなのだけど、嬉しさも時間と共に感じられ、
全く未知の世界だったのに、こんなにも続けられて行く自分を、
新鮮に受け止められている。
月に一度三首を提出し、10人のメンバーでいろいろと意見を出し合い、
纏めて貰える。主に指導してくださる方が居られるのが心強い。
纏まらないで困っている言葉を見事に、美しく、分りやすくして頂ける。
それぞれの個性があり、月に一度の集まりがとても楽しみになって来ている。
丁度、病院で手にした本「老いを創める(はじ)」 日野原重明、
その中に「老いることはまたたのしからずや、創めることをわすれさえしなければ」と。
本当に去年の今頃に新しく創めた短歌、この言葉どうりで嬉しい一言であった。
先日、法然院への震災悲願会に行った時、見事な藤を見て昨日提出した短歌。
じっとその世界の中で、観察したのが出ていると褒めていただいた。
子どものように、嬉しい気分で夕べはぐっすりと眠りについた。
「山門をくぐれば藤波迎えくれ法然院の震災悲願会」
「門前に広がり満つる藤波は天より舞いおり舞っておるがに」