三上智恵監督の映画と講演。

戦場の

映画は二回目である。三上監督の講演は、去年の夏から6回目ぐらいになる。
そして「ひらかた・ハチの会」では2016年4月9日に、「戦場ぬ止み」の自主上映と、
三上監督の講演を予定・決定した。

その事もあり、国と県との裁判と言う事態になる辺野古の今はどうなっているのかを聞きに出かけた。
選挙に勝った時の皆さんの気持ちが伝わるシーンから三日目で埋め立ての工事再開!
何故にこんなに辺野古に拘るのか!民意なんて何とも思っていない政府のあり方、
こんなにも急ぐ理由が、三上監督の話で、納得出来た。我々が日頃、知らされていない事、
気が着いた時には戦争に走って行く構想が恐ろしくなった。
安保戦争法案・集団的自衛権を急いだ事も、はっきりと分る。

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http://www.magazine9.jp/article/mikami/22064/

驚愕の宮古島要塞化計画

安倍政権の暴走を憂い、各地で安保法制に反対する動きが活発化し、
沖縄に住む私たちが抱えてきた危機感を共有してくれる人たちが全国的に増えている。
「辺野古の基地を止めることと、安保法制を止めて戦争する国にしないことと全く一緒ですね!」と声をかけられる。
ずいぶん話がし易くなった。

何度も確認するが、建設中の辺野古の基地は、滑走路しかなかった普天間基地の「代替施設」などではない。
沖縄のメディアが、政府の言う「普天間代替施設」という言葉を使わなくなり、「辺野古の新基地」と呼ぶようになった背景には、
政府が明らかにしない辺野古の基地の本質について調査報道してきた積み重ねがある。
核兵器や科学兵器もあったとされる辺野古弾薬庫。
それに直結する二本の滑走路と、何よりも「軍港機能」を備えたかつて無い総合運用が可能な基地だ。
完成すれば、強襲揚陸艦が大浦湾に入り、オスプレイを乗せ、水陸両用戦車を艦内に搭載して
「ならず者国家」にむけ出撃していく戦略上の最重要拠点になるのだ。
しかも辺野古の基地には陸上自衛隊も常駐する方針だ。
目下陸上自衛隊は自前の海兵隊の養成に躍起になっている。
日本版の海兵隊「水陸機動団」を新設し、その教育・育成はアメリカ海兵隊が担当している。
軍事訓練上の日米の一体化はこの10年で格段に進んでいる。
日米、日米韓、様々な合同訓練はそのたびに沖縄ではニュースになるが、本土の人はあまり聴いたことがないという。
20年ここで報道してきた経験からすれば、このままでは自衛隊は、同盟ではなくアメリカ軍の下部組織になるのではないかと心配になる。

怖いのは、この一連の変化はアジアの周辺諸国にどう映るだろうかという点だ。
日本人は「中国の軍事費が跳ね上がった。襲われるのではないか」と、こればっかり危惧しているようだが、
自国の防衛費も年々膨れあがり、過去最高の5兆円に迫る勢いで伸びていることをご存じだろうか(平成25年度予算4兆9801億円)。
そして今、初めての日米両方の軍隊が出撃拠点にする軍港を、これまた初めて日本のお金で沖縄に造っているのだ。
今まで沖縄にあった基地は、敗戦後アメリカ軍が無理矢理造ったという言い訳も成り立つ。
でも、今回は日本の意志で、日本の予算で、弾薬庫と軍港と滑走路が一体になった軍事拠点の建設に
過去最高額の軍事費を背景に乗り出しているのだ。これは周辺国からすれば立派な挑発になるのではないのか。

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こうして話された。米国・エアシーバトル構想の全容だった。
私達には余り知らされていない話が凄いスピードで現実化しつつあると怖くなる。
こんな台本を随分前から作られ、国民が危険に去らされて行く道が指しせまされている。
私達は自ら日々、情報を得、注意深く研ぎ澄まして行かなければならない。
気が着いた時には遅かった事になる。

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