沖縄知事が国連演説「あらゆる手段で止める覚悟」
TBS系(JNN) 9月22日(火)4時52分配信
沖縄県の翁長知事は21日、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で演説し、
普天間基地の名護市辺野古への移設について「あらゆる手段で止める覚悟だ」と強調しました。
「私はあらゆる手段を使って、新基地建設を止める覚悟です」(沖縄県 翁長雄志 知事)
ジュネーブで開かれている国連人権理事会に出席した翁長知事は、
普天間基地の移設問題について「日本政府は民意を一顧だにせず、
辺野古での新基地建設を強行しようとしている」と批判した上で、
「あらゆる手段で基地建設を止める」と強調しました。
また、沖縄に全国の74%のアメリカ軍基地が集中し、
「沖縄の自己決定権や人権がないがしろにされている」として、
「世界中が関心を持って見てほしい」と訴えました。
人権理事会で都道府県知事が演説するのは初めてのことです。
翁長知事は帰国する24日以降に辺野古の埋め立て承認を正式に取り消す方針です。
(22日03:24).