岸田國士戯曲賞、三島由紀夫賞など、数々の賞に輝く人気劇作家・前田司郎の小説を映画化した
ハートウオーミング・コメディー。新婚にもかかわらず倦怠(けんたい)期のような雰囲気の夫婦が、
愛と情熱を取り戻すべく奇想天外な旅に出掛けるさまを描く。『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』など、
硬派な作品への出演が続く竹野内豊がコメディー映画に初挑戦。竹野内ふんする主人公の妻を水川あさみが演じる。
何げない会話やシチュエーションに笑いを織り交ぜる独特の作品世界に注目だ。
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竹野内豊が好きで、珍しくコメディと言うだけの理由で、出かけたが評判の割には楽しめなかった。
シニアの1000円というのは、映画館を変えたと言える。随分とこうした映画も目立つのはシニアだ。
ただ、始まると急に高校生が10人以上程、来たので不思議だった。映像と関係がある専門学校の生徒
だったようだ。では、面白いのかと、期待したのだが、はっきり言ってコケテシマッタ。
学生はきっと映像的な部分で、CGなどを使っていたので観に来たのか、先生に進められて来たのだろう。
話としては、面白いのだが、設定が単純で、つまらない。結末も分かりすぎで、説明的で、途中から分かって
しまうつまらなさだった。竹野内の良さも、あまり、出ていない感があった。全体的に中途半端な感じ。
最後の方の映像は美しかったが。