小佐古参与が辞意

最新のニュースで、小佐古参与が抗議の辞意。 

辞意の記者会見で、子供の被ばく基準について、自分がこれまでやってきた事とは違うと、

時々涙を拭く場面があった。

会見では小学校の校庭利用での文部科学省が出した放射線の年間被ばく量、

20ミリシーベルトという屋外活動基準を強く批判。「とんでもない高い数値であり、容認したら

私の学者生命はおわり。自分の子供をそんな目に逢わせるのは絶対に嫌だ」と。通常の

放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」と、述べた。

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とうとう、内部からも、こうした人が出て来た。

その後、新しい映像も放映された。

原発事故の今まで近寄れなかった内部の映像だった。、こんなにも破壊されていたのか、

これを観るとどんな科学者や技術者も経験がなく、どうしょうもない状態が長く続くと、

認識せざるを得ないと思う。

子供たちをとにかく守る対策が一番に考えられなければ、ならないと思う。飯館村のおかあちゃん

たちの叫びが聞こえてくる。

「余震で、次に津波があれば、どうなるか分からない」と所長が言われていたのが、本当に危機感を

もっての言葉だったと、思う。

チェルノブイル事故から25年経った。この25年の間に分かった事なども、人間の長い歴史の中では、

ほんの少ししか、はっきりしていないのではないか。地震にしてもそうだ。今回の地震も<想定外>と言う

言葉がまず口をついて出ていたが、歴史からすれば、経験した人がいないのだ。

そこに、原発があって、安心なんていうのは、歴史の上にたっていたらなんの保障もなかったのだ。

私達が今生きているのは、長い長い歴史のなかでは、全て起こりうることは想定外なんだ、だからもっと

地球に対して、宇宙に対して、謙虚に生きて行く事を、考え直さないとだめなんだろうな。

しかし、60歳を過ぎられた小佐古参与さんの涙を、官直人首相はどう見ていたのだろう。

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