気が付けば、すっかり、一年の終わりに来ていた。
こんなにも、いろいろとあった一年も珍しい事だった。
毎年、何事かは、起こっているのだが、やはり、同居10年にピリオドをうって、引越しをしたこと。
これは、生活を一変する事で、決意もいったし、お金もいった。年を取ると何を優先して生きて行くか、
この先、どれだけ生きれるか分からないので、何を大切にするかだ。その事をじっくり考えさせられた、
一年であったから、思い切って、引越しが出来たと言える。
引っ越して実感しているのは、眠りだ。この10年、いかに浅い眠りだったかということだった。
今度のマンションは、電車の側なのに、静かなのだ。いままでは、住宅地であるのに、何かしら物音が
していて、よく起こされていた。また 家族の寝る時間や起きる時間のたびに、起きていたり、猫が3匹だと
夜中に暴れたりで、起こされていたりで、こんなにもよく眠れるものだというくらい、今、眠り姫ならぬ眠り婆に
なっている。体にも眠りは必要と感じている毎日だ。このまま永遠の眠りにならぬようにと祈りつつ一年を
振り返っている。 近くの河川敷を散歩してそんなこと こんなことを思いながら見つけた、 しだれ柿。
1本の木が 見事に枝分かれして、花のように柿が・・・・。