私が京都で所属していた劇団「自立の会」で、座付き作家及び演出を手がけていたのが
森田 有さんです。今年で亡くなられてから、20年。もうそんなに時がたったのかと、
驚いてしまいます。亡くなられてから、残された台本で、随分と長い間公演をして来たので、
いつも、側に居る人として、意識していたからかも知れません。
最後の作品として、第一回、日本脚本家協会で、特別賞を頂いた作品「ぢらい」が皮肉にも
売れていったのです。10年間あちらこちらに行きました。
世界フェステバルで、韓国の春川市にも。のちに「冬のソナタ」の撮影で、有名になった都市です。
森田さんの台本のすばらしさは、もちろんですがこんなイラストも描かれていました。
ぼちぼちと森田さんの仕事を紹介して、残すべきと考えています。
「ぢらい」と言う作品の中で、若い上等兵が、減圧式地雷を踏んでしまうところです。
ポスターやチラシに、描かれていたものです。