保養キャンプの取り組みをしている方からのメールです。
こうした、国民の声を聞かない政府は!怒りをどこへもって行けば良いのか!
福島の人々の想いはどんなだろうと!
こんなひどい国にしたのも、我々の責任でもあるのだが。
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経産前の「反原発」テント広場から7月16日の「さよなら原発10万集会」の様子が伝わってきましたので転送します。
—– Original Message —–
> <テント日誌 7/16(月・休)――経 産省前テントひろば309日目>
>
> 歴史に残る1日 だがこれはまだ始まりだ! 代々木公園を溢れ出た17万の人々
>
> 7月16日(月・休) 晴れ
>
> からりと晴れ上がった空、陽射しが暑い。ぐんぐんと気温は上がっているのだ
> ろう。ただ、 時折涼しい風が吹きぬけていくので救われる。
>
>
> 今日は「さようなら原発10万人集会」、ブース担当ということで10時過ぎ
> には着こうと 向かったが、地下鉄明治神宮前出口を上がったところからもうた
> くさんの人がきていて、けやき並木まで行き着くのに手間取ってしまった。
> ブースはとつきとおかアクション、原発いらない福島の女たちと共同のもので、
> 隣にはたんぽぽ舎・反原発自治体議員市民連盟のブースが並ん でいる。ブース
> には「無料給水所」ということで飲料の用意がされていた。
>
>
> テントのチラシを手渡したり、ブースのアピールをしたり、バッジの紹介な
> どをしていた が、けやき並木の人通りや、強い陽射しを避けて木陰にたたずむ
> 人も多くなり、そこで今日の集会の参加者に「1人1人が声を上げ、思いをア
> ピールしよう」と、オープンマイクにして近くにいる人たちにマイ クを持って
> まわる。
>
>
> 玄海原発の地元から来た人、福井の人、福島出身者、学生たち、子ども連れの
> 若い母親、年 配者、中学2年生の少女、そして6・17福井行きの場所で一緒
> だった人、おおい現地行動で一緒だった関西の人たち、男女様々な年代の人た
> ちが次々と思いを語り、アピールをした。大半の人がマイクを持つのははじめて
> ということであり、学生たちは集会・デモ自身がはじめてとい うことであった。
>
>
> 途中で原宿方面は駅の出口からもう身動きできない状態とのアナウンスが。
>
>
> デモが出発してしばらくしてトラメガを届けようと後を追っかけると、デモの
> 列は延々と続 いており、戻ってくると、ようやく集会が終わったステージ、ま
> だまだ途中のステージと本当に人でごったがえしている。今日の参加者は予定
> をはるかに上回る17万人と伝えられた。
>
>
> 6月29日以来、本当に大きな盛り上がりがあり、人々の意志と怒りは益々広
> がり深まって いる。運動への共感は社会の奥深くへと広がりつつある。集会も
> デモも満ちあふれる明るさと楽しさがあり、遠くから来られた人々もきっと元
> 気を持ち帰れたことだろう。それでも今日の大集会は、これからのさらに大きな
> 高まりへと向かう一里塚に過ぎないのかも知れない。
>
>
> 夜、テントに戻ったのは遅かった。デモが終わってから多くの人がテントを訪
> れ、交流をし ていったようだ。関さんの「灰の行進」のサポートをしながら
> やってきた二本松のWさんと話す。彼は37歳でロスジェネ世代だという。3・
> 11後に原子力ムラの利権構造などを知る中でようやく新自由主義の「自己責
> 任」の呪縛から解き放たれたそうだ。彼は官邸前行動をずっと やってきた彼と
> 同じ世代の人たちへの共感を語った。
>
>
> そして武藤類子さんのメッセージについて、やはり福島の人のそれは一段と深
> い泉から湧い てくるように感じると言った。それと同じような感想は後に家に
> 帰ってからも聞いた。
>
>
> 大きな、大きな1日が終わっていく。
>
> ( Y・T )
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> ★テント全体会議 7月24日(火) 19時~ 神保町ひまわり館
>
> (地下鉄神保町駅徒歩5分)