「自分の覚書」と森田有さん

誰もがそうだろうが、年齢と共にいろんな事を忘れるのが早い。
人の名前や俳優の名前が出て来ない。
正月の初めに兎に角、大きな自分の出来事を書き留め記帳している。

先日「有座」の新年会に出た時、劇団京芸を退団し「自立の会」に入団。
20年もいた話をした。
劇団が出来てまだ、5年位の事だったのが、その時分かった。
その20年間に森田有さんが書かれた戯曲をどれだけ演じていたか、
また、面白い台本であったと、改めて思うきっかけとなった。

台本で、「カタクチイワシ」という作品をしたことを元劇団の、
代表であるT氏と話していた時、また、演れたらいいなあと言われた。
私は「あの作品は私は最近思うと反省があるばかりで、
もっと、あっさりと演じていた方が書かれている内容が明確に、
お客に届けられたと思う。」と。
あの頃何とか面白くしょうとする劇団の空気があって、それが、
書かれていた本の本質を届けられていなかったのだと。
今頃、この年になり思うようになっているのだ。
メモ的な物が、思い出すきっかけとなり、大事な事を思い出されて、
良い年を重ねていたのかな~~と思うと同時にあの時に気づいていれば、
そう思う事にも繋がった。
有さんはどんな思いをあの世で見ているかな~~この時代を!

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