これは、ソウルで演劇を勉強中の方から送られて来たものです。
彼から今年、突然に以下のようなメールが届いたのです。
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はじめまして。私はソウルの西江(ソガン)大学に籍をおく留学生
で、「日・韓現代演劇交流」を研究対象にしている者です。お尋
ねしたいことがあります。
1996年の第2回「春川国際演劇祭」に日本から「真理の会」
という劇団が参加し、11月1日に『ぢらい』を上演したと
いう記録が残っています。これは「自立の会」を「真理の会」と
間違えたものなのか、あるいは「真理の会」という劇団が存在す
>るのか…。なにかご存知でしょうか?
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と、いう文面でした。そして間違いなく「自立の会」であるという事などや
どういう経緯で参加したのかとかを、いろいろやり取りしていました。
そして、2回目に釜山で開かれた国際演劇祭に参加した作品「おこんじょうるり」の
写真が送られてきたのです。それが上の写真です。
懐かしいのと、このメンバーの内3人が亡くなられていることを思い胸がつまりました。
私も実に若いなぁ~と、感慨ひとしおです。人は大したことをしてないようで、
ほんの少し、足跡を残しているんだと思い、送ってくださった彼に感謝です。
韓国は演劇にはとても熱心で、市が、小さな劇団にも稽古場や劇場の援助をしていました。
それに比べたら、日本の文化、特に大阪は、これからどうなるのでしょう。