もう、何も言葉が見つからない、それほどの舞台だった。スーパー歌舞伎とはこんなに凄い物だったのか!
この年齢になってこんな豪華な舞台を観れたこと、友人が招待してくれた事に感謝!感謝!
冥土の土産に観せたいと、去年は井上ひさしの「雨」を観せてもらえた。
これも、市川亀治郎さんで、今回は猿之助としての、襲名披露公演だった。冥土の土産に2本のすばらしい芝居を、
持っていけるなんて果報者じゃわい!とにかく、衣装がもう、夢の世界に居るような衣装だった。
小林幸子なども、ここからヒントを得たのであろうと、十分に感じるものだった。
思わず「澤潟屋!」(オモダカヤ!)と、何度も声をかけたくになったが、勇気がなかった。
最後に白鳥となり天空に飛び立つヤマトタケル「天翔ける心」と台詞は、壮大なスケールのなかにあって、
心に染み入る言葉だった。 新猿之助さんが、これからの「澤潟屋」を超スーパー歌舞伎へと、繋がれるだろうと、
期待が大きい。いつかの日、機会のある方は、どうか、観られたら冥土の土産になる事間違いなしですぞ!