法然院 本堂近くの庭。
震災から半年の9・11あちらこちらで デモがあった。この日それぞれがいろんな形で、
行動された。そんな中、「東北関東大震災 物故衆生 月忌(がっき)追悼法要」に参加した。
法要の後に参加した 善気山専修念佛塾に出てみた。「親鸞」の勉強会だった。
宗教とはなにか、仏教とはなにか?
生きているうちに人はいろんな物を求める。
しかし、生きている間に幸せなどは、求めてもなかなかないのだ、とはっきり言われた。
人間は<我が>がある。このことはずっと生きている間ある、この<我が>を取り除けない、
それが、ひとりひとりのものであったり、大勢の<我が>になり、企業や国になり、今回のような、
原発を持つようになる。煩悩も桁はずれの煩悩なのだ。人間の愚かさというものが、私達の
苦しみを招いたのは間違いがない。こうした個人ではなく社会が生み出した煩悩により人は
苦しまされている。この苦しみとは、別に仏教があるのではない。別の仏教があるとしたらそれは
まやかしのものである。仏教の根本は苦からの解放ということを目指すことであって、その苦は己の
苦だけを解放するものではない。と。。
もっと難しい話があったのですが、私の心に残った部分です。 これは「阿満利麿」さんのはなしでした。
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