12月に舞台衣装を頼まれた「劇団リミテ」の芝居が無事に終わった。
始めての付き合いの劇団だったので、いろいろと戸惑いもありながら、
又、コロナも収まらない中での不安もあり私は3回目のワクチンを、
済ますまで、稽古場には2回だけしか行けなかった。2月にやっと、
ワクチンも済ませてそれまでは古着屋さん周りや、私の服のリメイクなど、
準備をして備えた。そんな中、まさかウクライナとロシアのこの状況が、
来るなんて予測もしてなかったが、演出家と初顔合わせの時に「なぜ今
ナチの時代のを取り上げたのですか?」と聞いたのだった。
彼は証言者の本を読んでそれを元にして書いたと。
「硝子の中の証言者」と言う題材は「あの安倍政権などを許して来た我々も、
共犯者ではないかと思われて?」と言われた「私は今の時代どの国がナチに
なっても不思議ではないと日々不安を感じています。それで書かれたかと?」
この時に自分が言った言葉が、まさか現実になるとは思ってもいなかったのだが
でも不安は抱えていたのはあったのだが・・・。
本番を迎えた時には日々砲弾を浴びるウクライナの情景を目にしていた。
今もなかなか収束しない!子供たちの犠牲や逃げる場所もない所や綺麗な街並みが、
焦土となって行く。そんな中に一輪の赤い花が目に入る。その赤の重みや悲しみは、
私たちは痛みにを感じても何も出来ないでいる。
ロシアでの犠牲者も多くありと聞いているのに何も出来ないでいる。
ヒットラーよりも酷いと言った人はあの時代から逃げて来て90歳を過ぎ。
ロシアでプーチンの犠牲になった。あの時代と大きく違うのは映像で現実を、
観ている事が恐ろしいと思える。