久々に劇団の衣裳・迷いながら受ける!

本当に芝居の世界で長年生きて来て出演もし、昔は劇団員は何もかもするのが、
当たり前だった。プロの劇団では小道具や衣装も担当することが多く、
役者をやりながら衣裳をしていた。
まだ劇団の稽古場が小さくて事務所でミシンを踏んでいた。
余りの多くの衣裳を作るために、外のマンホールの上に平台を引いてストーブを、
置いて波板を張り付けた所でミシンを踏んでいた。それはとても演じたい役があった。
それが私に来なかったから、稽古場でその役をずっと見ていつでも代われるのが、
あるのだが見ていても余り参考にならずと半分やけになり、そんな行動に出たのだ。
やけくその部屋で楽しくなりトンカチを握って鼻歌を歌いながら小屋を作っていた。
しかし、稽古場は異常な冷たい空気が流れていたらしい。仲の良かった舞台監督の人から、
私のふっきり方と楽しさは分かるけど稽古場は偉い空気だからと言われたが、
彼には気持ちが通じていたようだったからそこからは切り替えた。
どんなに沢山の衣裳を今まで手掛けただろう!ざっと数えても他の団体とか入れたら、
300人にはなるかな?ほとんどギャラはなかったが・・・。
衣裳で有名な緒方規矩子さんから東京に来たらと言われたのを
未だに心の支えにして来たかもと時々振り返る。
殆どどんなふうにして衣裳を制作するとか集めるとかは、分からないと思う。
人それぞれの繋がりだとか古着屋を知っているかとかが頭の中に入れているのである。
さて今回は始めて付き合う劇団「リミテ」さんの「硝子の檻の共犯者」と言う作品だ。
ナチの時代だから、衣裳は女性はココ・シャネルがコルセットから解放した後の時代だから、
今の時代と余り変わらないので、探しやすいのだけれどやはり時代や雰囲気がいる。
元の劇団の人から紹介で、むずかしいからと言われたので受けたのだが、
衣裳を今までどんな風にされて来たかも分からないから劇団だから、ちょっと不安があるが、
本日が第一回の衣装合わせの日になる。
プレ公演を2月にすると言う事だから、ひと月早くなった。
衣装合わせに時間がとても時間がかかるのも分かる人は少ないかも知れない。
兎に角間に合わすこととコロナが増えつつあるからどうなるか、不安である。

興味のある方は <THEATRE E9KYOTO> を見て下さい。

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