今回の、ののが綴る徒然日記テーマ

懐かしの「黒テント」の芝居

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偶然通りかかった北浜にある「チャクラ」。
洋服や小物、喫茶と賑やか店である。
奥にある200年も経つ蔵でライブなどをされているという。
中に入って知ることが出来たのが「黒テント」の芝居をしていた。
あくる日もあると言うので、朝、体調と相談の上出かける。
最近は暑さもあるし、年もあるので・・・・。

名優 斉藤晴彦さんは3年ほど前に亡くなられていた。
本当に淡々と身軽な芝居をされる役者さんであった。
はっきりと脳裏に焼き付けられている。
今回の作品で、第一回公演をされた後亡くなられたそうだ。

大昔、京都などへ、「黒テント」や第七劇場などに出かけたものだ。
今はどんな芝居をしていたか知らないで、懐かしさだけ観ることに。
歌人 「山崎方代」の詠んだ歌を生い立ちと共に演者が語っていく。
不思議な歌人で、不思議な歌を詠まれる人であった。
全く知らないで観たのであったが印象深く、良い日を過ごせた。

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「物語る演劇 山崎方代」
歌人。1914年、山梨県で生まれる。
農作業をしながら短歌を作る。
昭和16年に兵隊に召集され、チモール島での戦闘で負傷し、右目を失明。
復員後、職を転々し、横浜の姉のもとに落ち着く。41歳で「方代」を自費出版。
晩年は鎌倉の根岸氏の庭に建てられたプレハブ小屋で、歌人として過ごす。

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なるようになってしもうたようである穴がせまくて引き返せない

こんなところに釘が一本打たれていていじればほとりと落ちてしもうた

手のひらに豆腐をのせていそいそといつもの角を曲がりて帰る

わからなくなれば夜霧に垂れさがる黒き暖簾を分けて出で行く

こんなにも湯呑茶碗はあたたかくしどろもどろに吾はおるなり

卓袱台の上の土瓶に心中をうちあけてより楽になりたり

手のひらをかるく握ってこつこつと石の心をたしかめにけり

戦争が終ったときに馬よりも劣っておると思い知りたり

茶碗の底に梅干しの種二つ並びおるああこれが愛と云うものだ

一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております


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