今日、友人よりフランスからメールが来ていて「おっ!」って感じでした。
友人は 私の19才からのボーイフレンドです。と私は思っているのですが。
K氏ですが時々フランスに滞在していて いろんなニュースを発信して来て
貰えています。今回はとても関心を持ちましたので紹介します。
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フランス事情
定年延長問題の国会審議に連動して昨9月7日、フランス全土で定年延長反対の
ストライキとデモがありました。デモは全国で220万人の予想を越える参加者、
新幹線は5分の2運行、地方線も半分運行中止でした。
フランスの定年は現在60歳で、欧州では一番早いのです。
政府の案では、62歳まで引き上げ、年金の満額支給も65歳から67歳に延ばされる
ことになります。
新聞「20ミニュット」などの世論調査によると、年金改革は必要だという意見が多数ですが
政府案には63%が反対しています。7日行動には73%という高率ですが、政府は財政難を
理由に定年延長を強行する方針です。
中部の都市、リヨンのでもに参加しました。途中激しい雨がふり、前方が見えない状況でしたが、
デモ参加者は最後まで元気よく、目抜き通りを35000人が行進しました。
いくつかのスローガンを紹介しましょう。
「若者に職を、老人に庭仕事を、!」「サルコジは年金泥棒だ」「年寄りに失業させるの?63,65,70歳
まで?」「金持ちの分担で雇用、賃金、年金を!」「資本主義に定年退職を!」
新聞メトロによると、女性の平均年金は男性の62%と低く反差別団体の女性は、「多くの女は67歳まで
働かなければならなくなる」として政府の年金改革に強く反対しています。
ところで夜のテレビニュースを見ると、公共放送、民間放送とも、デモがトップニュースで時間も長く
ストライキの様子、国会論議の順番で放送していました。日本のテレビでは、国会か、ストがトップで、
デモは一番最後になるのが普通でしょう。
外国のメディアと比較すると、日本のは官重視、大衆行動軽視の姿勢がよく分かります。
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友人からのこの写真をみて今日本で行われている政府の茶番劇に我々が踊らされている。
こんな風にデモが出来なくなった日本はどこに行くのかと考えさせられます。