法然院の<方丈の間>で2時~始まった講演と演奏そして、交流会と
盛り沢山のスケジュールの一日。
緑、豊かな庭に囲まれ、山本公成さんとほしこさんの演奏が始まった。
始めてみる楽器と音色にすっぽりと身をゆだねられた。
時折、木の葉が風のいたづらで、庭に落ちて行くさまも、鳥のさえづりが演奏の
仲間に加わる。アジアの何処か、少数民族が暮す山から谷間へと聞こえてくる様な
そんな世界が想像出来た。
その後、演奏を一緒に聞かれていた小出さんの話になる。
「もう、この法然院と演奏で充分のようですね」、というような柔らかな口調で始まり、
人間の起源の話からで、歴史の勉強をしているようだった。
地球は命が根付けた稀有の星、40億年前に誕生した所から、産業革命が始まって、
エネルギーを使い出す話に進んだ。それを法然院を中心とした円を描かれ、
46億年を460ミリに置き換える。
初期・・・人間が生まれて、法然院からそれは70センチ進むだけと。
そうした話で分かりやすく、エネルギーを使い出した歴史に話は進められた。
そして原子力を持つようになる。
後はそれぞれのグループに分かれ「ふるさと」について話合い、
最後に梶田真章さんと小出さんも、「ふるさと」のことの談義なんだが、
問答のようになり、楽しい雰囲気になった。
お二人のこうして並ぶショットもなかなか見れないと思った。
最後はみんなも参加しての山本公成さんの演奏で終った。