「お寿司屋の粋な板前さん」

これは、私が上手く漬けた水ナス。

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昔の話なんだけどね、いろいろと面白い店や人が多く居て、
何だか自由な部分が多かったかなって頃の話。
バブルがはじける前に割に多かったかも知れない。
京都へ行くのが多く、友人も多かったし、飲めたし強かったからね。
もう今は、京都の変った店も、ほとんどは営業してないね。

昨年の夏、四条の昔の裏寺通り近くで、美味しいお寿司屋さんを、
思い出し、昔本店の方へ行っていたので懐かしく、
入ったらその頃の板前さんが居て、気持ちが引き戻された。
友人は今は東京で、仕事で京都に来た時に遊んでいる。
その日は夕方から時間が空いたので良かったのは一番に、
入らないと席がない事が多いので、懐かしい板前さんの前に、
丁度座れてなお嬉しかったのだが彼女は覚えていなかった。
この板さんは店の名物の方なのに!。
今の言い方では、ちょっとお姉さん言葉を使われる方。
寿司職人さんでは珍しいのではないかと思うのだが、腕は確か。
お寿司を頼むのを考えている間に突き出しで糠漬けを出して貰えた。
この味が絶品で、お寿司屋さんでお漬物を褒めるのもおかしいのだけど、
その昔、胡瓜の一本揉みを出して貰った事もあり、
その時の包丁の入れ方が芸術的だったのも思い出して。
何度行っても感心するので、その内に注文をしてないのに私の前では
きゅうりの一本揉みが出て来てうれしかった。
この日は、水茄子が出て味の素晴らしい事に二人とも絶賛!!!
その日から昨年は水茄子に挑戦し、自慢が出来る位のが漬けられるようになる。

懐かしい板前さんのお姉さん言葉も柔らかく、温かい物を感じる日だった。

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