新年の集まり・10人分の料理

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今年初めが集まり何年ぶりかで2家族が寄っくれた。

育ち盛りの孫が5人、大人が5人だが、一人は留守のためこの席にはいない。
料理は10人分をセッティング、孫は6年生二人、中学2年生二人、21歳一人。
育ち盛りだから、あっという間にほぼ全てを平らげてくれた。
煮物のお節は、余り食べないため、洋風になった。
お重の中身は少しの煮物、ホタテのバター煮つけ、ローストチキン、煮豚、
かまぼこ、かに身の卵焼き、大皿には、ハムのマリネ。
菜の花蒸し。生ハムとチーズ。数の子。黒豆。イクラ。松前漬け。
柚子大根。おすましの雑煮。
これらを何とか、二つのテーブルをセッティングして、朝からてんてこ舞い。
美味しいのをよく知っていたのが、6年生の女の子と中学生の女の子と、
我が娘の長女、珍しい高級な生ハム(頂き物)が、数少ないのを、直ぐにゲット。
そしてニンマリとしていた。さすがである。しっかりちゃっかりとしている。
女性たちに圧倒され、中学生の男の子は、何とか自分の存在をアピールしょうと、
それが違う方向性をだすため、人の嫌がることをわざとふざけてやるのだ。
これが中学2年生の男子である。可愛そうに皆に「うっとうしい!」と、
言われ、でも、アピールは最後まで、止めなかった。
こうして大人になっても子どものようだと言われ続けるのが男なんだと、面白く見ていた。
近くに住んでいるのに一年に一回あるかないかの、集まりである。
なんとなく「みんなで写真を撮っておこう」と言ったのだが、誰もその気はなかった。
そろそろ撮って置かないとと言う気になるのは、年を取った私ぐらいなのである。

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