福祉の仕事・現実は!

 今、仕事をしているのは、週に2~3回、知的障害のケアーホームで、世話人の仕事をしている。

もう、6年ぐらいになる。ケアーホームは、作業所などの施設があり、何人かの、親や施設がホームを作るケースが多い。

一人一人 障害の度合いも違うので関わりも当然違ってくる。

今後、親が年をとって行く、これからの先を見据えて「自立支援」の一環としてある。

現実としては、親が亡くなってホームで生活をしている人は、だんだんと多くなって来ている。

そんな仕事の中で感じるのは、ケアホームが設立されて、ほぼ10年以上だと思うのだが、

<どうすれば利用者が満足出来るホームくを目指せるか>は、10年以上経っているが変わらない気がする。

ホームでの仕事の殆んどは私のような、おばさんが、週に何度か泊まりや食事作りなどを担当する。

それも あまり長続きしないのが現実である。泊まりとか利用者とのコミニケーションなども難しいからだと思う。

毎日、問題が何かしら起こっているが、すぐに解決するようなものでなく、その日が無事に済めば良い方なのである。

ホームによっては、障害の度合いで違ってくると思うのだが、何処も同じような問題を抱えている状態だ。

つい最近、ガイドヘルパーの仕事に登録して、何度か仕事をして感じたのはこうした仕事は、何十年もなるのに、

改善されていないことだ。ガイドは、そのガイドをする利用者の所に行くまでの、時間や交通費は出ないし、

昼ごはんを一緒に食べるのが仕事目的でも、食事代も出ないのだ。一時間1000円での、送り迎えの仕事など

当たり前にあるのだが、そこに行く往復時間などを入れると、どの人も2時間半は費やしている。交通費もバス代

440円とかかかっている。あくまでも自給は1000円である。こうしたボランティア精神に、頼って成り立っているのだ。

先日、2時間を公園散策のガイドの仕事をした。枚方36度の日だった。

~~暑い暑い日曜日、福祉の名の下にこんな事をしているねんで~。

費やした時間、3時間、バス代440円なり。

政府はもっと考えないと、あかんで~~と、空を見上げた。

     百日紅の花が 満開だった。

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