(こんな風に歩かれている)
友人が良い本だよと紹介してくれたので、図書館で予約。
月刊・たくさんのふしぎ・・3月号
「家をせおってあるく」・・村上慧 作
絵のような家(発泡スチロール)で造った家をせおっていろんな町に行かれる。
そして、<土地を探す>はこの家を置いてもらいその中で寝るという交渉をする話や、
知らない町を一日でも半日でも自分の住んでいる町として間取りなどを書かれている。
お寺であったり、家の駐車場であったり、自宅を置かせて貰ったら銭湯を探したり、
その土地土地の食べ物を楽しんだり、家の修復をしたりと、のんびりだけど、
大変さも伝わって来る。風には弱い家何せ<発泡スチロール>だから、
歩く時も注意がいるとか、細かな絵の描写なんだが、そんな事も伝わって来る本。
生業も絵を描かれているよう。
良いのは決め事を持たれていない事で、これだけの年数をやり遂げるとか、
ここまでを制覇するとか、一切なしなのが良い。
図書館で借りたけれど購入したいと考えた一冊だ。