今回の、ののが綴る徒然日記テーマ

あだ名をつける名人かも・・3

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私には関係なく、なんの恩恵もなかったバブル時代、まさにそれを生きた人を見た。

ある日、6時開店、直ぐにふらりと作業服を来た人が入って来て窓際に座る。

窓際に座る席は3席。電話を隅に置いている。始めての人、訳あり男女が多く座る。

実に自然な感じで座り直ぐに電話をかけ「まだ、仕事場や!遅くなる」と。

作業着を着ているので、私達はあちこちを叩いて現場の音のように出して笑っていた。

ジョークを気軽に許すような人に見えた。頭に特徴がありかなりの天然パーマである。

なんだかんだと話をしていて分かったのは、左官屋の親方だった。

このバブル期は、それはそれは忙しく人手も足らない位であった。

あちこちの建築現場を掛け持ちしているようで、電話で明日の手配などをしていた。

しかしどこかつかみ所のないのがあり、その場でつけたあだ名は「ミュータント」だ。

それ以後足しげく通ってくれた。彼も元はミュージシャンということだった。

バブルの恩恵を受けたと言えば、この人からの数々の贈り物かも。我、最大のモテキか?

しかし、私だけではなく店の皆や常連客も恩恵があったのだ。

一番は3周年記念日、な、なんと100本のバラ<ローズ色>のを、贈られたのだ。

おりしも加藤登紀子の「100万本のバラの花」が、大流行だった頃だ。

吹田の花屋さんが、仕入れたままの包みを抱え、わざわざ電車で持って来たのである。

その花屋さんが興奮していた。「100本でっせ!100本!~~さんからでっせ!」

息をきらしてまで興奮するならう少し拘ってもいいだろう。束のままとはなんぞや!

花瓶も入らず、幾つものバケツに入れる始末だった。可愛そうな100本のバラだった。

しかし、驚いたのはその花屋さん!贈られた主は仮装をし、紋次郎のような出で立ち!で。

「ママさんは?」「はい。私ですが」「・・・あの~これ」と、目を白黒し帰って行った。

その日の決まりは、お客も店の人間も全員仮装していないと、店に入れないとしていた。

最近、流行っている仮装だが、もうとっくにそんなパーテイーは、やっていた。

一番驚かせてくれたのは、高倉健似のN氏、何もしてないので「だめやで!」というと、

<にぃっ>と笑い、前歯1本にお歯黒をしていたのは、男前だけにお見事であった。

ミュータントは、暮れには大きな蘭の鉢と卵を仕入れ箱1箱、みかん1箱とかを、

トラックに積んで持って来て、他にも配るとネズミ小僧のように、去って行くのである。

車を貸してと私の軽のバンを持っていく。直ぐに帰ってくる。あのバンにはテレビは、

付けられなかったわと。<希望してないし、頼んでないし、欲しいのはカーステかな?>

と、試しに「えッ、そんなのはええのに、もしも、もしもやけどカーステが良いかな?」

って試しに言ったら数日後に付いていた。あり難いのだがなんだか心から喜べなかった。

とうとう、やって来たのはバブル崩壊!

離婚・元嫁さんの借金とかが明るみになり尻拭い、しばらくして彼の姿は見なくなった。

ミュータントだから、力強く生きてござるだろう。姿を変えているかも・・ね。


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あだ名をつける名人かも・・2

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店を始めて間もない頃、私もまだ慣れていないど素人。

変な客は来ないか、喧嘩などないだろうかなど、いろいろ不安を抱えての毎日。

幸いな事に常連は友人が多く、知らない人でもいつの間にかお互いに親しくなり、

杯を交わしていて、始めの頃としてはかなり順調だった。

そんな時、だれの紹介でもない若者が、馴染みのメンバーと親しくなり若いので、

みんなに可愛がられていた。Hちゃんが常連に加わる。

彼はうれしそうに「若いけど僕結婚していま~す。嫁さんはIちゃん、女の子が

生まれたところで~す。Iちゃんと娘愛してま~す」なんて大声で言ってました。

私の注目を浴びたいときはわざわざ席を立ち、「はいはいはい、ママさん僕は、

キープします!二階堂を!」と、凄くアピールする。

学校の先生に応える生徒みたいな感じで。嫁がいながら甘えたなんだなと思った。

来るたびに「はいはい、今からIちゃんの好きなケーキを買ってかえりま~す。」

とこれまた大袈裟に報告をする。そんなことが何度かあり、日曜の昼、何人かで、

会う約束をした。しかし、彼だけが来ないので自宅に電話をする。

「もしもしHさんのお宅ですか?ナニナニさんは居られますか?」少ししわがれた声、

「お宅どなたナニナニはいませんが」「私はナニナニの店のものです。約束があって」

「お宅でっか!息子をたぶらかしてからに、毎晩、そちらに行ってまんねんやろ!

なんか、安もんの指輪なんか、はめてまっけど、お宅がくれて騙さはるのでっか!」

えっなんの事?さっぱり分からず。「どういうことですか?ナニナニさんは結婚されて

ますよね。お嫁さんはIちゃんで娘さんの赤ちゃんも居ると聞いてますけど。

うちの店の帰りにはケーキなどをお土産に買って帰られてますが・・」

しばらく相手は無言で・・はぁ~~と深いため息が聞こえて来た。はあ~~と二度ほど・・。

「それみんな噓でんねん。あの子はそんな噓をついてまっか!小さい時からそんな癖があり、

このごろはなかったんで。小学校の頃は一人っ子なのに妹がいると友達にずっと噓をついて。

自分が欲しい物を作り出しそれを話すんですわ。よう言うて聞かせますわ。」はぁ~と切る。

すいませんは無し、若い男をたぶらかす性悪女にしてからに!誤らんかい!責任者出て来い!

その話を聞いた私の方が訳が分からず、しばらく口はあんぐりで・・皆に話すと皆も、

どういうことなんや。あのケーキは誰のための土産やったんやとか、いろいろ話し出だす。

結婚しているのにしていないと噓をつくのなら分かるが、していないのに結婚してると

言う人間がいるなんて、ましてや子供まで。本当に理解に苦しんだ。

それ以来H君は姿を見せなくなった。居なくなった彼につけたあだ名は、

<うそつきHちゃん>で、本人が居ないのに話題はしばらく残った。

皆いちいち<うそつきHちゃんがこうだった、ああだった>という風に楽しんだ。

なんでも直ぐに楽しむ呑気な店だった。

人が噓を着く時、たとえば小鼻がぴくぴくする、声が高くなる、目がおよぐ、

目を見ない、どこか落ち着かない、とかがあるが、彼はそのどれもがなかった。

だって彼の中では本当の話だったのだから。おみごと!恐れ入りやのタメゴロウ!


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御用・御用だ!川上!

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「実録・川上事件」「夏休みの友」よりJの報告・<聞き手 のの>として。

イラストはJ、さすがプロの漫画家。すべてみんなそっくりです。

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これは19年間の中でも歴史に残る最大の事件である。

その日、店主こと私は芝居の打ち合わせのため、店をJとPに任せ、京都に行く。

今のように携帯はない。店には時々電話をかけて様子を聞いたりする。

その日は11時過ぎに帰った。帰るとカウンターに誰かが居た形跡・・・?

何だか皆がざわついている。口々にいろんな事をを息を切らせながら話す。

そこへぜいぜいと息を切らしたおったん(トイレに白鯨を落とした)が、

「どこにもおらん!」と。

そして・・そのいきさつはこうだ。

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その日は月曜日、比較的、暇な日だ。

女性スタッフだけの店だから、お客もその日バイトの無いスタッフがいたりする。

会社帰りの酒飲みKが一番、次に白玉ちゃんことプッツンさんが一緒に飲みだす。

スタッフ4人がぺちゃぺちゃと会話する中、見知らぬ客が入って来た。

地味な作業服を着た印象の薄い中年男性。

お絞りと箸を出すと「へぇ~箸紙も手づくりですか?」と感心していた。

「レトロな良い店ですね」とか、いろいろ褒め出す。

オブジェが良いとか裸電球も看板や玄関も素敵と賞賛しだした。

それぞれの分野を私の友人が作ってくれた。だから、私の店だがみんなの店でもあった。

看板は樹脂にビー玉を埋め込んで木枠で作られた絵描きのF氏。

<看板を作ってくれたF氏>

がはくふじわら

カウンターには、動物がハマッテいる。

これは手づくり木工のマー坊さん。

奥の4畳半ほどの床は、私がトンカチを握り

厚ベニヤ35センチ角を切りはめ込んだ。

劇団では女性もトンカチを握り、装置作りもするので

<お茶の子さいさい>だった。

そんな話を中年男に話すと「ママさんは?今日は?」

と聞くので劇団に行ったと。

その後もいろいろ話し女性4人に囲まれ大満足し、

一番高い<VSOP>をキープ。

「お近づきのしるしに一杯いかがですか?」とJにすすめて来た。

仕事中の二人は断り酒が好きなKが「じゃあ、一杯だけ」と、杯を交わした。

キープノートに記入して貰うので、ノートを出すと東京の上北沢と川上と書いた。

「東京の方ですか?単身赴任ですか?」「はい、単身赴任で来年の一月まで居ます。」

P「私のお父さんも単身赴任で、今独身寮にいます、寮ですか?」J「もしかして、

あそこの電気の?」「ええ」「この店はそこの人多いから、誰かから聞いて来られたの?」

「いえ、昨日来たばかりなんで」「ここは、ふだんそこの寮の人でにぎわっているから、

寮のめしや!みたいに言われてるくらいなんです」とJは張り切って、注文の料理を作った。

彼は公衆電話(ピンク)の所に行き「まだ仕事終りませんか?」「いい店ですよ」

「駅まで迎えに行きますよ」「どこでもいいですよ、迎えに行きますから」と電話を切った。

「一緒に単身赴任して来た同僚を誘いました」彼は景気良く10品位の注文をし、その上

やきめしとちゃんこも頼んだ。隣にいたKとプッツンちゃんもびっくり!えっと顔を見た。

かなりの量なので、食べられますか?と聞いたら、「ちょっと味見したくて」

Kはもう一杯頂いていた。プッツンさんが「もしかしておじさん九州じゃないですか?」

「ええ、そうですけど、良く分かりましたね」「九州なまりがあるから、九州弁好きなんで」

「君、名取裕子に似てるね」「たまに言われます」「君はあのフォークソングの二人の・・」

「トワエモアですか?」「そうそう、似てるわ」「昔言われました」とJが応える。

「その人、でもブスでしょ」「いや、仕事でテレビ局に行く事ありますが皆さん綺麗ですよ」

テレビ局?で、「どんな仕事されているですか?」とP、「電気技術です」なるほど・・。

Pに「夏目雅子さんにも会ったな、君少し、似てるよ」P照れる。

<夏目雅子とトワエモア>  <小林千登勢と名取裕子>

ぺんことじゅんぷっつんちゃんとK

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Kには小林千登勢と言われ皆、調子にのり<VSOP>は半分になった。

おもむろに「赤だしある?」「普通の味噌汁なら」

「じゃ~それを作っておいて、友達迎えに行ってくるから」と別の店に迎えに行くと、

「友達連れてすぐに戻るから、彼もきっと気に入るよ」と出て行く。そして・・・

彼の席に置いた味噌汁はすっかり冷え、

冷えた汁

30分経っても帰って来ず、皆もおかしいと?。

寮の常連も来たので、川上の事を言うと

「寮には単身赴任は入れないし、へんやな~~?」

でも、誰にかけていたのだあの電話?は、

皆に不安がぼちぼちとよぎりだしたその時、

おったん(白鯨をトイレに落とした)が入って来て

「ここ誰?」。みんなで今までのいきさつを言うと

「よっしゃ!探して来る!」とすわっ一大事と、

オットコ前に飛び出していった。

そこへ、私が帰って来、まだ何もいきさつも聞いてない時に、

ぜーぜーと入って来たおったんであったのだ。「おらんで!どこにも!」と。

<男前のおったん!>

あきこ

翌日寮の男の子が調べてくれた、川上も単身赴任の人も

存在しなかった。

私は川上のボトル<VSOP>を通常のキープ棚には置かず、

飾りだなに厳かに置いた。

その日以来、しばらくは川上遊びが流行った。

「二階堂キープ、川上につけといて」

「じゃあ~~友達迎えに行って来るから赤だし作っておいて」

と具合に・・。

 

 

しかし彼は何も言ってないのだ、電気関連会社・単身赴任・寮・九州・の話など

全てこちらが聞いて言っているのだ!お膳立てしていたのだ。

川上は、途中から<これは行ける!>と思ったのだ?

川上よ、いづこに! 店主のわたしゃ! お主の顔を見ていないのじゃ!


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あたしゃ~あだ名をつける名人かも・・1

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店にはさまざまな人が来る。一瞬にして印象の濃い人は、少し会話をしていると、

あだ名が浮かんで来る。あだ名が定着して本名を知らない人が多いこともある。

ご本人も手紙などのサインをそのあだ名で当たり前のように書いてくる。

気にいってくれたことになるが中には酷いのをつけて恨まれたこともあった。

気にいられた人の第一は、先日から時々登場のペンネーム「朴念仁」さん、

彼が店に来たのは、誰かの紹介とかでもなくふらっと入って来たと思う。

窓際の席にとても初めてとは感じられない自然態で何時も<ここ>のように座った。

お絞りを渡すと「おっ!ジャンゴですね。居酒屋でめずらしい、とても好きなんですよ」と。

その時にかけていた音楽が「ジャンゴラインハルト」だった。

私も好きな音楽ではあったが、その時に入ってくれていたJちゃんの選曲でした。

Jちゃんも嬉しくなったのか、のりのりになって話し出した。

Jちゃんは本来は人との会話が苦手というより緊張するタイプだから、こんなに初対面で、

話し出したのは珍しい事だった。しばらくは音楽から映画の話にと盛り上がって行った。

その日からかなりの常連になる。私達は彼を「ジャンゴ」となんの違和感も無く呼んでいた。

彼も自分は「Django」とサインもする様になった。

ーーーーーーー

店の中でもぴか一の男前さんが居た。女性客などは、一瞬にしてくぎ付けになる男前!

若い男の子にも人気があり「兄貴」と親しまれ、皆かなり真髄していた。

その兄貴はNさん。一番真髄していたかも知れないのは、北海道出身のH君。

いつも「兄貴」の横で嬉しそうに飲んでいた。兄貴は背も高くガタイもしっかりしている、

顔は本当に高倉健に似ていたのである。暗い光のカウンターなのにサングラスをかけていた。

何だか変なので「なんで夜なのにサングラスをかけてるの?」と聞いた事がある。

彼曰く「音楽をしていて、照明にやられたから」と。<えっ!それは・・?!>と感じる。

ある日のH君とNさんの会話「Nさん、北海道のすすき野に行った事ある?凄いぜ!

Nさんなんかがすすき野をちょっと歩くだけで、へい!って言えば2,3人の女の子が、

着いて来るぜ!絶対や!へい、へいって言えば来るって!すごいぜ!すすき野は!」と。

<ヘイ!>を連発してうれしそうであった。それを何度も繰り返していた。楽しげだった。

そこからつけたあだ名は「へいたろう」と決定!

電話をすると「はい、へいです」と答えてくれる。

本当はとても素敵な男前の本名なのですが・・。







 

 


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夕飯に懐かしの「しのだごはん」

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献立は・しのだご飯・あらめのサラダ・かぶらと大根と豚ばらの含め煮。

高野豆腐。(しのだはうすあげから狐のことで)

とてもさっぱりとした和食での夕食。

あらめのサラダは、人参の千切り、絹さや、あらめ、もやし、ゴマとポン酢、マヨネーズ。

しのだご飯は、生姜と絹さや、うすあげをいため酒と醬油、砂糖で甘辛くするだけ。

ごはんに乗せて食べるのだが食がやばいほど進む一品。

店でも献立のメニュウーに加える事があった。教えてくれたのが料理の苦手なJちゃん、

そのJちゃんに教えたのが、男性でDちゃん。毎年、年末には餅つきとパーティーをする。

その席でこの「しのだご飯は僕がJに教えたんや!」と得意げに話していた。

元々料理にはこだわっている人で、だしのとり方など丁寧で学ぶ所が多かった。

JちゃんのだんなUもかなりの料理人で、二人の料理自慢話は闘いのようであった。

その<しのだご飯>の話が出たパーティーの時だったと思うのだが何気なく、

「料理上手な男の人はナニナニ上手というのやで!」ちょっと下ネタ的な事を言った。

気がつくと厨房の中に、<我こそわ!>っと5,6人の男性が店の冷蔵庫などを開けて、

料理を競って作り出したのだ。作ると一番に私の所に厳かにお供え物をするように、

「いかがでございましょうか?」とお伺いを賜りに来るのだ。

面白いから適当に感想を言ってほめて遣わすと<そりゃ~男性は単純>で嬉しそうに、

「どや!」って顔で鼻を膨らましていた。<料理上手はナニナニ上手>の一言で、

こんなにも単純なのかと女性人は並べられた料理に、大満足で食し大笑いであった。

男は幾つになっても<ナニナニ>だけが、一番のようでござる!かわゆいものよのう~~。


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きつねと狸がどぶろく飲んで・・

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またまた、面白い話を発見!交換日記より。

あだ名・ぽけさんより・・

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Kさんが、新聞の切抜きを持ってきた。

なかなかおつなので、紹介

◎ 合掌造りの家並みとどぶろく祭りで有名な岐阜県

白川村で先月末、狐と狸が昨年の祭りで残ったどぶろくを

盗んで、そろって道端に酔いつぶれる珍事があったことが分かった。

(写真はこんなのでしたと。)

ぽけ 狸

 

 

 

 

 

 

 

 

(こんな絵を描くので有名なぽけさん、その頃21歳ぐらいかな)

 

◎ 同村平瀬の山中で、2匹が息遣いも荒く眠りこけているのを、

村の職員が見つけ大騒ぎに・

「アル中で死んだら、えらいこっちゃ」と近くのひとが

ぐったりしている2匹を自宅に連れ帰り、手厚く介護した。

◎・・翌朝にはふらつきながらも何とか山に帰ったというが、

「仲が悪いはずの狐と狸が一緒にどぶろくを飲んでいたとは」と、

3週間たった今も村中の話題を独占している。

以上・・・日経新聞より。

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1993年5月19日の日記なので・・

その前の<日経新聞>に載っている可能性あり。

狸が誘ったのか?「ちょっと、飲んでみょうか?」

「人間が何時も、ちびちびやって気持ちよさそうやで!」

狐が誘ったのか?「まあまあ・・、祭りでもある事やしな」

「飲もか?」「飲も、飲も!」「まあ、一杯どうぞどうぞ」

てな具合で始めたのかもね。どちらにせよ!

ま、まさか酔うとは知らずに。


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白玉ちゃんこと ぷっつんYさん

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最近作ったという白玉の衝撃的写真で驚かしてくれたYちゃん。

いつも楽しませてくれていたなと、あるノートを思い出した。

その頃、店の女性達だけで交換日記的なことをしていた。

初めはスタッフだけの連絡ノートのようなものが、いつの間にか、

恋話みたいなことも書いたりしていた。

その中でのYちゃんの面白話。

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こんばんわ・今日は臨時にバイトしてます。

今日、昼間はH歯科で、看護婦のお姉さんをしていました。

そこへ、70過ぎのおじいさんが入れ歯を新しく作り替えにやって来ましたの。

入れ歯を作るとき、歯全体のパノラマっていうレントゲンとるんですよね!で、

今日も先生がパノラマにとってと、言われたので、私・じゃあ~レントゲンを

おとりしますので、こちらの方へどうーぞ・って言いましたの。

おじいちゃん、素直に、へーへーほなっと言いながら、シャツのボタンはずし

始めたんです。次の瞬間振り返った私は・・・目・てん!

シャツの前 べろんとはだけて、あたりめの様な身体をしたおじいちゃんが!

ちょびっと、はずかしそうに立っていました。

”そうでなくてーーー”と言いたい気持ちを小箱にひそめて・・・。

” お口のレントゲンですので、シャツは着ていただいてけっこうです”と、

言ってのけました。

自分の失敗だって人のせいにして、いっさいかかわろーとしない先生も、

耳をまっかにして、肩をふるわせ、私に背をむけてはいたものの、

アルコール綿!なかなかピンセットにはさめなかたこと、

その方が私には、印象的でございました。・・・けど。

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この後の私の返信ノート。

Yちゃんの周りではどうしてこんな面白いことが起こるの?

しかし、Yちゃんが、おばあさんになり歯医者に行って、働いたこともなく、

歯医者でレントゲンを撮る経験もなかったら、きっとこのおじいさんと、

同じことをするおばあさんになっていると思います。

Yちゃんなら、必ず、すっぽんぽんになるにちがいない!間違いない!

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こんなやりとりをしていたのんきな店でした。

看護婦とさらりと言ってしまうのが、信じられないけど、白衣が似合った

別嬪であったことは、間違いはございません!


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「おったん」と「白鯨」

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その昔、ある小さな村で「おったん」と呼ばれいたおなごがおった。

体はほんに小さいのだが、なかなかのおっさんぶりで村では評判であった。

おっさんと呼ぶには、まあ一応はおなごなのだから、せめてもの情けじゃと、

村の長なるばばが「おったん」と呼ぶことすると言った。

村の衆はみなそれに従いおなごを「おったん」と呼ぶ事にした。

する事なす事それはそれはおなごとは思えぬ男顔負けの勢いじゃった。

西に火事だと聞けばすわっ!と駆け出し、東に病人が出たと聞けば背中に背負って、

養生所の<仁先生>ところへ連れて行くという早業。

ばばの口いれ(人材派遣)で芝居小屋で明かりを役者に照らす仕事をなりわいと

しておった。

帰りにはお神酒を一杯、これを楽しみに、ばばの小料理屋でのれんを終うまで、

うだうだと言い、ゲラゲラと笑い飲んでおった。

そんなある日、いつものように飲んでは雪隠(せっちん)に行きもどりを、

繰り返しておったが、「わあ~~、おとしてしもうた~~」と慌てて雪隠より

飛び出してきた。

さすがの「おったん」でも雪隠ではおなごのところで用を足すのだが、

どうやら股引(ももひき)の後ろの方に、大事な西洋の本を挟んでおったそうな。

その頃に西洋の本なぞを読むなどとはなかなか出来る物ではなかったのじゃ!

「おったん」はその辺りが凄みのあるところであったのじゃ。一目をおく者もいた。

雪隠はもちろん、汲み取り屋の手を煩わすのは当たり前で、それなりの駄賃を払い、

それとは別にご祝儀を包まなければならなかった。

洋行かえりの男から手に入れたという西洋の「白鯨」と言う本だったらしい。

物知りばばもその辺は全くだったため、ふん!と、鼻で冷たくあしらっていた。

わしらにゃ~訳の分からぬ小難しい本を読んでござったらしい。

それも上と下があり、なかなかの分厚さの類らしかった。

ここからはやや面倒になって来たゆえ、「おったん」自身の回顧の一部を普通に・・。

ーーーーー
暑い夏のこと、無残に打ち上げられたエイハヴ船長。その亡骸はいかにも水死らしく、

何倍にも膨れ上がり、色もどす黒い色に変色し、所斑に海草がへばりつくかのごとく

ぺたぺたと異物がくっついている。彼が暗い闇の中に飛び込んだのをしっていたのは

私だけだった。

いずれ遅かれ早かれ数日後には数人の見知らぬ男達の手により引き上げられる。

片足を失った哀れなエイハヴとモービーディック。

し、しかし、ここのばばには告げなければ・・口が渇くカラカラだ。立ちくらみも・・。

勇気をだし「あのーす、すいまへん。落しまして、下巻を!メルヴィルの白鯨・下巻を」

所謂、職業がらGパンの後ろのポケットに入れておりやして、面目ない!

数日後、予想通りの展開に。見知らぬ男達により、引き上げられたモ-ビーディックは

獰猛で狡知に長けた白鯨から哀れな茶鯨へと変色し片足を失いそれ以上失うものは無いと

語るがごとく聖書のように膨れ上がり汲み取り口の横にもの悲しく置き去られていた。

長のばばが冷たく「白鯨、引き上げられたよ。」と告げた。きゅっと一杯引っかけて、

裏口へもちろエイハヴ船長の弔いの為に。しかしくさい。とにかくくさいのひとこと。

あまりの悲惨さにその場を離れ本屋に入り、メルヴィルの白鯨下巻を買ってしまった。

自身の中におったんの血が流れていたとは気付く余地もなく。

ーーーーーーーーーと。

その後、村では「おったんと白鯨」なるものの話は幾代にも語り継げられて行ったとさ。

解説

雪隠(せっちん)厠(かわや)

汲み取り、ご不浄(ごふじょう)

いろいろござるが要するにぼっとん便所。

ジャンゴ 鯨


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歌姫・「かたやまみきの告白本」

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今や歌姫になっているかたやまみきさん、17年もの間、バイトをしておりました。

店では季刊誌「夏休みの友」というのをかのさん中心に作成されていたのです。

その時の投稿作品、ご本人に許可を得、以下の衝撃!告白漫画を掲載いたしまする。

歌も唄うし、漫画の才能もあり!!しかしながら凄いメンバーだと感服してる次第。

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美希 はと胸

 

美希 はと胸2


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大正ロマンが好きな店主

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閉店した店の事、イメージが出来ないでしょう。こんなでした。

この絵は、漫画家さんのです。店の中はこのとおりです。

名誉の為に言うのではないが、あんな事やこんな事があってもさすがです。

ここでいろいろと繰り広げられたかずかずの話をお楽しみに!

じゅん 灯屋灯屋 入り口2

月下美人 あきよ                 女性写真家・Aさんが撮影

 

 

入り口に月下美人が咲いた時。

いっぱいの山百合とでお迎えを!

パーティー料理

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなパーティー料理も出していました。