「福島の子ども 追加で2名 甲状腺ガン・7名に疑い」のニュース!

もんじゅさんからのの情報です。

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福島の子ども達に「追加で2名の甲状腺ガン、7名に疑い」というニュースに関して、

福島事故との関連は疑う余地はないと思いますが、私達の間でも、

チュエルノブイリ事故時の小児甲状腺ガンの発症が、事故4~5年という固定観念がります。

しかし事実は、事故後2~3年で発症しています。

皆さんが何度か見たことがあるグラフでも、事故直後から3人とか5人とわずかですが発症が示されています。

福島の場合、目下、10名とその数が多いということです。そのことは、福島事故の方がチェルノブイリより結果が

大きいことを示唆しています。

以下は三重の柴原さんからの情報です。2つあります。

①NHKが過去、放送したドキュメンタリの中で医師の証言
1991年8月4日放送の「チェルノブイリ小児病棟~5年目の報告~ 」

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1517.html
ミンスク第一病院 ビクトル・レベコ部長のことば

私たちは、放射能が人間に与える影響というものは、事故後10年から15年経って出てくるものだと思っていました。

しかし、実際には1988年から89年にかけて、子どもたちの甲状腺がんが急激に増えてきました。

事故から2~3年しか経っていないのですから、私たちの考えは間違っていたのです。

過去にこうした経験がないのですから仕方がないといえばそうなのですが、医師として不注意でした。

どう対応したらいいかが分からなかったことが悔やまれてなりません。子どもたちの甲状腺がんを

予防することが大切だと思いますが、今ではもう間に合いません。

子どもたちはすでに、大量の放射性ヨウ素を甲状腺に取り込んでしまっているのです。もう、間に合わないのです。

★このNHKのドキュメンタリはyoutubeで5分割されてupされています。

その第2分割が上のブログの映像です。
②「福島の子どもたちの甲状腺がんについての緊急見解」松崎道幸先生(深川市立病院内科)

http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2013/02/blog-post_4204.html
1995年に山下俊一氏、長瀧重信氏らが共同著者となった論文がThyroidという医学雑誌に発表されています。

これは、事故時10才以下だったチェルノブイリ周辺の約5万人の子どもたちを対象に、

事故から5~7年後に甲状腺超音波検査を行った結果を報告したものです。

径5ミリ超の甲状腺病変を超音波検査で検出し、穿刺細胞診検査などで確定診断を行った結果、

1万4千人に1人の甲状腺がんが発見されました。高汚染地域では4千5百人に1人見つかりました。

ところで、今回、福島県の健康管理調査で、18才以下の子どもたち3万8千人の甲状腺件超音波検査で、

3名の甲状腺がんが発見されました。 しかもこのほかに甲状腺がんの疑いのある子どもさんが7名おられるということです。

原発事故から2年も経たないうちに、チェルノブイリ事故の数年後と同じかそれ以上の率で甲状腺がんが

福島の子どもたちに発生している可能性があると考えざるを得ない結果です。

事故時0~10才だったチェルノブイリ周辺の子どもたちに、事故から5~7年目に詳しい甲状腺超音波検査を

行った山下チームの調査結果
地域    汚染度   検査人数   甲状腺がん モギレフ  やや低   12,285名    0名   ゴメリ   高      8,949名      2名  ブリヤンスク 低       12,147名      0名  キエフ     低         10,578名      1名  ジトミル   低         11,095名      1名  合計                  55,054名      4名
小児甲状腺がんが1万人当り0.7人(13,763人に1人)発見された。

高汚染地域のゴメリでは4千5百人に1人が甲状腺癌がんだった。

福島の18才以下の子ども3万8千人中3名が甲状腺がん、さらに7名が疑いあり ↓ 1万3千人に1人=

数年後のチェルノブイリと同じかそれを上回る恐れあり(疑い例ががんだったなら3千8百人に1人)

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