宮沢りえの芝居・よかったよ~~

「THE BEE」

野田秀樹演出の芝居に出かける。 もう、何年も野田ワールドは観ていない。

宮沢りえは、舞台の人なんだと、すごく感動と発見があった。

以前、友人が「人魚の家」の芝居での宮沢りえを、本当に凄い女優と、絶賛していた。

話も面白かったが見事なテンポと、舞台美術の使い方が圧巻だった。

野田演出のマジックアワーだった。行けなくなった人からのチケットだった事に感謝の一日!

席は、下手の一番前、野田さんの汗、宮沢さんの美しい足、メイクも薄くしているのに、実に美しい!

私生活で騒がれるが、こうした舞台の宣伝をして欲しいと思った。

男優は、女性問題でも<芸のこやし>と言われるが女優はそうは言ってくれない世間がある。

しかし、りえさんはどんなことをしても、許される!

野田さんの開脚も見事です!56歳なんですか?信じられん。開脚!

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宮沢りえ、野田舞台「THE BEE」監禁されるストリッパーの人妻役!妖艶なダンス
女優・宮沢りえ(39)が24日、都内の『水天宮ピット 大スタジオ』で行われた出演舞台「NODA・MAP 番外公演『THE BEE』Japanese version 東京公演」(演出・野田秀樹)のゲネプロに、共演陣の俳優・池田成志(49)、近藤良平(43)、野田(56)らとともに登場。宮沢は、ストリッパーを職業にしている人妻役で、劇中、妖艶な踊りも披露する。

筒井康隆の小説『毟りあい』(新潮社)を題材に、天才的な劇作家・演出家・俳優として活躍する野田が、「報復の連鎖」の恐怖を描く。

舞台は1970年代の東京。子供の誕生日を祝うため家族のもとへ、家路を急ぐ平凡なサラリーマン井戸(野田)。しかし、家の前まで来ると、状況は一変。脱獄犯・小古呂(近藤)に妻子を人質にとられ、彼の日常の風景は一瞬にして崩壊する。そして井戸は犯人に復讐するため、逆に、犯人の妻(宮沢)と子(近藤)を人質に立てこもる。互いの妻子に危害を加える報復合戦は過激にエスカレート。心理戦の果てに展開された結末は……

昨年、野田作品『ザ・キャラクター』に出演した宮沢は、ロンドンで初演された同舞台を3回も観に行き、「その時、自分もこういう小さく濃密な劇場空間で演じてみたいと思っていた」と、2月に行われた会見で語っていたほど心待ちにしていた。

劇場は座席数が250席ほどという、宮沢が「初めて体験する小空間」で、警察官、リポーター、ストリッパーの人妻と3役に挑む。前半の警察官、リポーターをコミカルタッチに演じる前半と、後半の人質となったストリッパーの人妻では、あばずれっぽさと母親として子供を守ろうとする必死さ、妖艶な女の部分を演じ分けた。

特に、ストリッパーをしている人妻では、黒のレースのスリップドレスからは太ももをあらわに、体当たりで熱演。犯人に強制されてポールダンス風に踊るシーンは扇情的で刺激的だ。

同舞台は、01年9月11日アメリカで発生した「同時多発テロ事件」に野田が触発され誕生。06年にロンドンで初演し、翌07年には東京で日英両バージョンを上演して大きな話題となり、その年の『第7回朝日舞台芸術賞』、『第15回読売演劇大賞』、『第42回紀伊國屋演劇賞』など数々の演劇賞を総なめにした。

平凡が狂気へと変貌していく

「目には目を」的な暴力と報復の連鎖、日常と非日常の危うい境界線、平凡な人間が隠し持つ怒りと憎悪、恐怖にさえも適応してしまう人間の強靭さ、密閉された空間でおきる、人質と犯人が一時的に心を通わせる「ストックホルム症候群」の心理状態……今、もっとも見逃せないテーマが散りばめられている。

共演陣は他に、池田成志が、百百山警部、シェフ、リポーターと3役をこなし、近藤良平が、安直、小古呂、小古呂の息子、レポーターと4役に挑戦するなど、目まぐるしく役柄が代わっていく。瞬時になりきるそれぞれの役者の演技力にも注目だ。野田は、井戸を演じる。

同舞台は、2012年4月25日~6月24日の2ヶ月間にわたり、東京、大阪、北九州、松本、静岡、5か所を巡る。

【公演期間】

東京公演  2012年4 月25日~ 5月20 日 水天宮ピット 大スタジオ
大阪公演  2012年5月25日~ 6月3 日 大阪ビジネスパーク円形ホール
北九州公演 2012年6月7日~ 6月10日 北九州芸術劇場 中劇場
松本公演  2012年6月15日~ 6月17日 まつもと市民芸術館 実験劇場
静岡公演  2012年6月22日~ 6月24日 静岡芸術劇場

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