今回の、ののが綴る徒然日記テーマ

加圧水型原子炉と沸騰水型原子炉の話。

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   知り合いの方が4月14日に福井に抗議行動に行かれたときに、聞かれた話です。
  日本のどの原発も本当に危険だというのが、良く分かります。

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4月14日は、枝野大臣が福井県庁に来て知事・おおい町長と会うタイミングに合わせて行われた現地での抗議行動に参加してきました。

その抗議行動に参加されていた元京大原子炉実験所講師で熊取6人衆のお一人、小林圭二さんに伺った話をお伝えいたします。9日からの関電前ハンストにも参加されていまして、12日にもお話をお伺いしました。大飯原発に限らず、関電の加圧水型原子炉が福一の沸騰水型原子炉と比較しても比べものにならないほど危険性が高く、さらに重大な被害をもたらす可能性が極めて高いことをお聞きしました。

まず、加圧水型原子炉は格納容器内で水素爆発する危険性が非常に高いこと。沸騰水型は格納容器内に窒素が充填されているが、加圧水型はただの空気と。冷却機能が失われて、水素が出るようになってくると、空気と反応すれば水素爆発になる。福一は5から10%の放射能が外に出たといわれているが、格納容器が爆発すれば、圧力容器ごと吹っ飛び、ほぼ100%が外に出る。今回の事故どころではないと。>
 また、 もともとが高温高圧なので、いったん炉心溶融が起これば、配管がその分破れやすい。水を失うスピードも速い。高温高圧がゆえに、冷却機能喪失からメルトダウンまでの所要時間が沸騰水型に比べて圧倒的に短い。同じ加圧水型のスリーマイル島事故で証明されている。>
  水位計にも重大な問題が。沸騰水型は水位計を直接炉に差し込めるが、加圧水型は不可能。なので加圧器というものを上部に置いて、そこから下のほうの水位も含めて間接的に測っている。炉内の水が沸騰すると、泡が出てくるが、その泡の上に水が乗ったりして、正確に水位を測れないという重大な欠点がある。空焚きが起こったかどうかがわからない。同型のスリーマイル島事故では、電源喪失していないのに、水位を正確に測れず、メルトダウンを引き起こした。水が殆どなくても、満タンになっているかのような数値を出す。だからどうしようもないと。スリーマイル島でその事実をわかっているのに、日本の電気事業者は人ごとのように扱って何も対策をしてこなかった。とんでもないことだと。>
  
そして、全国の原発にはいまだベントフィルターがつけられていないことが最近話題になっていますが、関電の原発すべてにはもとよりベントそのものがないということ。ベントがないということは、燃料棒露出が始まった場合、もう空気を逃がすことができませんので、あとは何も申し上げる必要はないと思います。福一はまだしもベントがあったことで圧力容器・格納容器の爆発を逃れることができましたが、大飯原発にはそれがありません。>
  あと、地形の問題。岩手の海岸に近い形状で、津波が起こればその地形のなかを上がっていくなかで津波の高さが急速に上がっていく。結果、想定された津波高とはかけ離れた極めて高い津波になること。その中腹に大飯原発はあると。

  (今問題になっている)3つの断層が連動する問題やいわゆる制御棒スキャンダルの問題(保安院が安全委員会への回答書で、制御棒の挿入評価値を従来の「2.16秒」ではなく「1.88秒」との関西電力のデータを記載したのは、「原発耐震偽装」であり重大なスキャンダルだと問題になっいる)免震重要棟がない、というか作れる設計でないこと、後藤政志さん、井野博満さんも再三ご指摘の脆性破壊の問題が、何一つとっても重大ですが、このお話を伺うと、もう言葉が出ません。東日本で被害に遭われている方々に合わす顔がありません。
   
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