岩井俊二さんの、本「番犬は庭を守る」を読む。
なんと言う発想なのかと、岩井さんの頭の中を割って覗いてみたい気になった。
最初から一気に読んで行ったのだが、最後近い数ページは、ハードだった。
人によっては、やや、覚悟がいるかもしれない。映画製作を考えられていたのもあるが
文章から、映像が浮かんでくる。それだけに後半が、辛くなったのかもしれない。
放射能は、人間の生殖体系をも、大きく変えてしまう。とうとう、精子バンクまで、現れ
クローン豚により、金のある人間はあらゆる手術をして、子供を作る。
なんか、そんなに遠い世界ではないのではと思ってしまう。映画化はどうなんだろう?
アニメだと、表現が出来る世界かもとおもいつつ、主人公<ウマソー>には、
何故か「森山未来」さんが、私の頭の映像には、うごめいたいた。