「ぼくたちはいくつまで生きられますか?」

この文章だけを読んでいても、胸がつまる。東電・政府関係者に読んで欲しい。
未来を見つめる子供の視線がこんなにも、希望が見えないようにした責任は、
私達大人にあるのだが・・・・。あえて ブログの文章を掲載させてもらった。

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http://tanakaryusaku.jp/2012/01/0003528

田中龍作ジャーナル・出版

「いくつまで生きられますか?」 福島の子どもたちからの手紙57人・心の叫び出版
2012年1月22日 19:15
トミツカ君。「僕たちのいのちとお金とどちらが大事ですか?」と大人に迫った。
 14日~15日の2日間にわたって横浜市で開かれた「脱原発世界会議」の開会式で、挨拶に立った一人の子供の言葉が大人たちの心をえぐった――

 「国の偉い人に聞きたいです。大事なのは僕たちの命ですか、それともお金ですか?…」
 
 世界の大人たちに痛烈な言葉を発したのは、トミツカ君(4年生・10歳=写真)だ。郡山市から横浜市に自主避難してきた。会場のパシフィコ横浜でトミツカ少年と言葉を交わすことができた。

 何が一番つらい?
「友だちと別れ別れになったこと。山登りができないこと」

 友だちとは連絡もとれないの?
「相手が携帯を持っていないのでメールができない」

 何を一番思い出す?
「小学校のグラウンド、川での魚の手づかみ」

 横浜の川じゃ無理かな?
「鶴見川があるけど茶色のドロが混じっている(ので、できない)」

 長年住み慣れた福島を放射能でズタズタにされた子供たちの気持ちを絵と文章で綴った単行本が2月7日、出版される。タイトルは『福島の子どもたちからの手紙』(朝日新聞出版)。やむなく福島を離れた児童、残らざるを得なかった児童57人の心の叫びだ。

「おしえて下さい
僕たちはどうなりますか?
いくつまで生きられますか?
福島県に住めますか?」

「山の木 川の魚 海の魚 森の生き物 私の夢
 かえして下さい」

「しんだひとをすくいたいです
 ひなんしているひとをすくいたいです」

 
 筆者は57作品すべてを直視できるか自信がない。東電や政府関係者はどうだろうか。

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