法然院・悲願会にて。

紅葉のために人々は、多く、人を避ける写真しかとれなかったが、美しい苔の庭を堪能できた。

悲願会として行われている催しに今年は二回目の参加となった。この日はお茶会もあり、梶田住職の

法話も聞け充実した一日だった。法話を聞くと不思議に今抱えている問題の糸口になったりするので、

自分が求めている時には、梶田さんが言われたのにもあったが、偶然でなく必然だったと感じる。

人間は元々が自己中心的なものなのだ。そんなことに腹を立てたりしていても、自分もたいしたものでも

ないのだといわれたのが、ぴったりとはまった。悲願会は明日まで。

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第2回「悲願会(ひがんえ)」
悲願に生きる菩薩行の実践
第3報

~一切衆生の成佛を信じ、被災者の悲しみに寄り添い、
被災地の復興に関わる決意を表し、
各々が今後の生き方や社会のしくみ作りについて考える一週間~

11月21日(月)~11月27日(日)

南無阿弥陀佛
3月11日(金)午後2時46分に発生した東北から関東地方にかけての太平洋沖を震源域とするマグニチュード9.0の地震と、地震に伴う津波による東日本大震災によって他界された方々、更には犬・猫・牛・豚・鶏・水族館の魚など、ヒト以外の動植物を含む生きとし生けるものの成佛を信じるために地震の翌日から「東北関東大震災物故衆生之霊」の位牌を安置して念佛を唱え、毎月11日には追悼法要を厳修いたしております。当院本堂の片隅から「三陸海嘯(かいしょう)(津波のこと)横死(おうし)(不慮の死)者諸群霊」の位牌が見つかり、1896(明治29)年6月15日に発生し、21,959人の死者・行方不明者を出した明治三陸地震(マグニチュード8.2~8.5)、あるいは1933(昭和8)年3月3日に発生し、3,064人の死者・行方不明者を出した昭和三陸地震(マグニチュード8.1)の際にも法然院では死者・行方不明者の成佛を信じるために念佛が唱えられていたことが解りました。去る5月1日(日)~7日(土)には「悲願会」と称し、一切衆生の成佛を祈り、被災者に心を寄せ、被災地の復興にかかわる決意を表す1週間とし、法要、コンサート、茶会、慈悲市(バザー)、対話の時間などを実施いたしました。佛教における「悲願に生きる」とは一切衆生の成佛を願い、全ての生きとし生けるものに対する慈しみと悲しみの想いを表す行を実践することにあると存じます。被災者全員が大地震前の日常を取り戻されるまでには、まだまだ長い時間を要します。引き続き、被災者の哀しみに心を寄り添う想いを表すべく、11月21日(月)~27日(日)までを第2回「悲願会」と称し、下記の通り、法要、コンサート、舞踊、茶会、街頭紙芝居、慈悲市(バザー)、美術作品の展示などを執り行います。集まったお金は現地で被災者支援をされている団体に寄付いたします。催しによりましては定員を設けておりますので、事前にご予約いただくほうが確実です。 御自身の生き方を問い直し、社会のしくみ作りについて考える機会としていただければ幸いです。友人・知人をお誘いになられ御参加下さいますよう、お待ち申し上げております。合掌
                                      梶田真章

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