京都・大原へ・・2

三千院の苔の庭には、根をどこまでも伸ばしている2本の大木が
恐ろしいまでの勢いを感じさせてくれる。
一体どこまで、行き着いているのだろう、想像ははかり知れない。
桜の根の勢いも凄いが、苔の庭、静けさの中、この激しい命、
傍にいると飲み込まれそうな<気>を感じる。
三千院から近くの宝泉院へ行く。
お抹茶と水琴掘の音を聴く。
水琴窟は、昔、友人でもあるTさんが経営されていた「阿吽坊」と言う店に、
庭に造られていた。音は癒しや、自律神経などにも良いとされている。
もっと、馴染んでいた時に、しっかりと聴いておけば良かった。
ここの庭も四季を楽しませる良い庭だった。2年前に辞められたのだが、
水琴窟を聴きながら懐かしい気持ちになった。

このお寺の名物は庭のご葉松だ。もう何百年もなるため、弱っている所には、
白く薬が塗られているようだったのがなんとなく痛ましい気がした。
でも何処まで伸びて行くのだろうと思わせる枝の流れは見事であった。

お昼のランチは、いろいろな野菜ととんかつを頂いた。
お喋りをしながらの食事、さてはて、どんな短歌が詠めるやら・・とほほ・・。

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