前進座・「くず~い 屑屋でござい」を観劇

もう何年も前進座を観ていなかった。
今年で85周年となるらしい。
歌舞伎を通して戦後の青少年に感動と励ましを与えて来た歴史ある劇団。

枚方おやこ劇場と7箇所のおやこ劇場の企画で高学年の観劇である。
昔、子どもが小さい頃親子劇場に入っていて、いろんな物を
観たので実になつかしい。その頃は枚方だけでも市民会館が
満席になっていたのであるが、今はこうした大きな取り組みは、
7団体が集まらないと出来ない位になっているらしい。
若いお母さんと子ども、過去を懐かしく思う私達のような年齢と、
入り混じっての公演であった。
子供達に分りやすいように、古典とはの説明を分りやすくして、
その後に芝居が始まる。
古典落語「井戸の茶碗」から芝居仕立てになっている。
子どもたちを見ていても、充分に中身は伝わるように演出されていて、
売り子の声などを観客参加で楽しくあっという間に公演は終った。
笑える芝居はやはりほっとする。

帰りに友人とちょっと寄り道をした。
東京都議選の結果が、テレビで放映されていて、現実に戻された。
将棋のニュースと選挙の結果が入り混じったニュース番組。
国民はどちらに関心度を高く持っていたのだろうか?
いつもの事ながら、将棋の熱はこんなに熱かったものだろうか?
政治への関心度がこれくらい熱いものだったら、今の状況を何とか出来ただろうにと。
楽しい芝居を観た後に、不思議な感覚で家路に着いた蒸し暑い夏の夜だった。

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